平塚神社は、現在の東京都北区にある神社で、平安時代後期にこの地を治めていた豊島城主豊島近義によって氏神として創建されたと伝えられています。
当市板倉区に地名として残る「福王寺」は、豊島氏の氏族である福王寺氏がこの地に土着したことに由来していると伝えられています。
この碑は、豊島氏と福王寺氏とのつながりから、当地に豊島氏の氏神である平塚神社を勧請したことを今に伝えています。
碑の高さ71センチ、幅96.5センチ、奥行21.5センチで元禄6年(1693年)に建立されました。
昭和49年8月1日に旧板倉町の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。