樹齢千年以上とも伝えられている幹周り約10.7メートル、樹高約30メートル、枝張り東西約27メートル、南北約20メートルに及ぶ大杉です。白山神社の御神木として大切にされています。
幹には安政年間(1855~1860年)の大雪で大枝が折れ生じたとされる大きな空洞があり、鳥居側、社殿側に開いた穴が長年銅板で塞がれていましたが、平成28年の強風で銅板の一部が剥がれたことを契機に、翌年地元有志の「虫川の大スギを守る会」が樹木医に委託をして幹内部の消毒などの治療を行い、大スギの樹勢や景観に配慮して、銅板を杉被に替える樹勢回復治療が行われました。