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木造善導大師立像

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年5月29日更新

木造 善導大師立像(画像)
(国指定、彫刻)

  • 名称:木造善導大師立像
  • (名称ふりがな)モクゾウゼンドウダイシリュウゾウ
  • 地区:旧上越市

微証・伝来

ヒノキ材の寄木造で玉眼です。容貌の写実的な表現や、衣文などから鎌倉時代後期に制作されたものと推定されています。表面の彩色は剥落し、現在はその一部に残るのみです。

像は、蓮華座の上に直立して空を仰ぎ、口をやや開き胸前で合掌する姿です。これは、善導が極楽浄土を仰ぎ見ながら「南無阿弥陀仏」を唱えている姿で、善導の思想をそのまま造形したものといえます。

室町時代には、後奈良天皇が拝謁され、江戸時代には徳川綱吉の母 桂昌院も本像を信仰し、供養料300両と50石を寄進したと伝えられています。古くから著名な彫像です。

善導(613~681年) 
中国浄土教の大成者で、後の法然や親鸞の思想に大きな影響を与えた人物です。