
- 名称:柿崎古墓出土品一括 附 木炭槨木棺墓1基
- (名称ふりがな)かきざきこぼしゅつどひんいっかつ つけたり もくたんかくもっかんぼ1き
- 指定:県指定文化財
- 指定年月日:平成14年3月29日
- 種別:考古資料
- 地域:柿崎区
- 所在地:長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2(新潟県立歴史博物館)
- 出土地:新保遺跡(上越市柿崎区上直海)
- 所有者等:上越市
徴証・伝来
柿崎古墓は、新保遺跡で発見された古墓で、出土品から9世紀後半と見られます。古墓は木炭槨を持ち、その四隅に土器が副葬されていました。
木炭槨を持つ墓は京都を中心に見られますが類例は極めて少なく、さらに木炭槨の四隅に土器が副葬される例はこれまでありません。柿崎古墓出土品は古代の葬送儀礼を知るうえで貴重なものです。