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建長7年(1255年)、親鸞が82歳の時の筆跡といわれています。
縦長の一紙に「南無阿弥陀仏」「建長七年乙卯五月廿三日書写之」と二行書きされています。「書写之」とあるのは典籍の奥書(奥付)を示します。浄興寺では、親鸞自筆の「浄土文類聚抄」の奥書と伝えられています。親鸞は、名号を唱えることで浄土へ往生できる、という教えを広めていました。当時、仏教の諸宗は仏像などの形像を本尊としているのに対して、親鸞は独自の思想にもとづいた「名号本尊」を用いていました。