トップページ > 上越市の文化財 > 宝珠文刺衲袈裟並に横被

宝珠文刺衲袈裟並に横被

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年5月29日更新

宝珠文刺衲袈裟並に横被(画像)
(県指定、工芸品)

  • 名称:宝珠文刺衲袈裟並に横被
  • (名称ふりがな)ホウシュモンシノウケサナラビニオウヒ
  • 地区:旧上越市

微証・伝来

浄興寺2世の善性(ぜんしょう 1199~1268年)が所持していたと伝えられるものです。鎌倉時代以前の数少ない古袈裟の一つとして、たいへん貴重な遺品です。

この袈裟は、もともと9条であったものを7条に作り変えたものと伝えられています。条は、木蘭色(もくらんじき)の平絹の地に、紫・藍・朱で大小の宝珠や火焔の文様をちりばめています。葉の部分は、経糸を木蘭色の絹糸、緯糸を地織りの木綿の太糸として、紫・褐色の紙のきりこで、花形などの文様を織り出しています。

宝珠の裏には、墨書の梵字(ぼんじ)がみられるほか、「左第三ノ一」「左第三」などの文字も見られます。

条:いくつかの小さい布を縦に縫い合わせたものを条といい、これを横に縫い合わせた数で袈裟の用途が分かれます。