サイトマップ
JavaScriptが無効のため、文字の大きさ・背景色を変更する機能を使用できません。
背景色を変える
文字の大きさ
本文
鋤先(すきさき)、鉄鏃(てつぞく)、ヤリガンナほか
勾玉製作用原石(ヒスイ)
裏山遺跡は弥生時代後期の高地性環濠集落です。遺跡からの出土品102点が指定されています。
土器や石器などの日常什器のほか、当時の貴重財である鋤先などの鉄器が出土しました。鉄器は北部九州や山陰地方との類似が指摘されており、日本海経由の物流ネットワークの存在があったと考えられています。
北陸地方全域を見渡しても高地性環濠集落の全域を調査した事例は少なく、本遺跡出土品は弥生時代後期の集落を考えるうえで重要な資料です。