

上越市での暮らしの魅力や情報を、U・Iターンを検討する皆さんにお伝えする「上越市移住オンラインセミナー」を開催しました。
今回は「私たちが上越市への移住で叶えた自分らしい「暮らし」」と題し、上越市に移住したゲストから移住して叶えたことや、移住前後の生活スタイルの変化についてお話しいただいたほか、上越市のU・Iターンの取組についてお伝えしました。
(注)セミナーは終了しています。
私が住んでいるのは、上越市大島区というところで、高い建物が一切ない自然の多い地域です。緑が豊かで、車で走っていても緑に癒される、そんなところです。
家族は、私と夫と息子の3人と猫がいます。
もう3年前になりますが、夫が仕事を辞めたのを機に東京から移住しました。仕事を辞めてしまったので、東京の高い家賃を払っていけないということもありましたし、もともと田舎暮らしに憧れがあったのもあります。
子どもも小さかったので、自然の中でのびのび子育てをしたいと思い、古民家を探していたら、今の家が見つかり、現在住んでいるという形です。
家を見つける際に一番考慮したことは、移住・就業支援金があるところでした。住宅は築100年以上経っているという話でしたが、お風呂やトイレなどの水回りがリフォームされていてすぐ使えそうだったことも決め手でした。
住む地域は限定していなかったので、新潟県以外にもいろいろ候補はあったのですが、なるべく安く買える家であることと、家が密集していないところを探していたら、今の家が見つかりました。新潟に住むとは思っていなかったので親戚もとてもびっくりしていました。
令和5年5月1日に2トントラックで2往復して、自分たちだけで引っ越しをしたのですが、これが本当に大変でした。令和6年4月には息子が保育園に入園し、今年の2月に豪雪を体験しました。
現在は春夏秋冬を五感で感じることができる生活を満喫しています。
冬は雪が降って一面が銀世界になり、ほかに何もなくなるっていうことにとても感動しました。そして、雪が溶けて春には新芽が出てきます。みんな春が来るのを待ち望んでいるので、町中にこのワクワクの空気が感じられます。種まきや苗を植えて、夏には野菜を収穫します。秋には栗や胡桃を拾って秋の味覚を楽しんでいます。あと、美味しい水が飲めるのも本当に住んでよかったと思うところです。車で10分ぐらいのところに湧き水があるので汲みに行っています。
畑では旬の野菜が採れますし、スーパーには都心ではあまり見ない魚が売っていて、新鮮な旬の魚が食べられることにとても興奮しました。あとは雑音のない夜。明かりもほとんどない中で、本当に真っ暗になって、虫の鳴き声はしますが、車やバイクなどの雑音のない中でぐっすり眠れるのがとても気に入っています。
子育てについても、車の通りも少ないですし、玄関から外へ網を持って出ていけばいろんな昆虫がいて、のびのび自由に遊べる環境というのはとても気に入っています。緑を見ていると、自然って本当に偉大だなって思いますし、癒されますし、大きい自然に囲まれているのがすごく気に入っています。
家が密集していないので気持ちに余裕ができますし、かといってご近所の方と交流がないわけではなく、すごく面倒を見てくださる方もいます。本当にちょうどいい距離感で大人ものびのび過ごしています。近くには山も川もあるし、海にも1時間弱で行けるので、夏は本当に大忙しな毎日です。
家を買ったので家賃が0円というのはとても大きなところですが、車で移動することが多いので、ガソリン代は少し増えました。
冬の暖房機器は、灯油ストーブを使っているので灯油代がかかります。冬の3か月か4か月くらいは月に5、6万円くらいかかってしまいます。夫が完全リモートワークで家にいて、暖房がつけっぱなしになってしまうので、このぐらいになってしまうのかなというところです。あとは修繕費です。私たちが住んでいる家は、空き家の時間が長かったようで修繕にお金がかかっています。この辺を移住・就業支援金で賄えているかなというところです。
生活費で減ったのは食費です。頻繁に買い物に行けないために1週間分をまとめて買うので、無駄な買い物が減って食費も抑えられているかなと思います。服飾についても、山なのであんまりこだわりもなく、持っている服で間に合うので全くと言っていいほど買っていません。
困ったところはゴミ捨てです。燃えるゴミのゴミ捨て場は近くにあるのですが、資源ゴミ系のゴミ捨て場が歩いて5分くらいのところにあるので、そこに歩いて持っていくことと、冬は燃えないゴミを集めに来なくなってしまうので、それがちょっと大変だなと思っています。
買い物は1時間くらいかけて行くので、都心に比べると買い物に費やす時間がかかってしまうのが困っているところです。ただ、来月からは食材などを配達してくれる生協も活用しながら買い物の時間を減らそうと思っています。あと、近くに飲食店がないので、外食したいって思った時に行ける店がないのと、結構早い時間で閉まってしまいます。また、車を4輪駆動のものに買い換えたりと、車社会なので車にお金がかかってしまうのかなと思います。
保育園への通園について、保育園まで遠いし、冬は雪が降ってしまうのでバスで通園するんですが、せっかく自然豊かなところに引っ越してきたので、歩かせたいなっていう思いもあります。あとは雪道。雪が多く降った時ほど道路の除雪がしっかりしてあるので、普段の雪道は困っていないのですが、吹雪いたりすると怖かったです。
私は、大阪府堺市の出身で生まれも育ちも大阪、妻は徳島県出身で、上越市と縁もなければ友達などの知り合いも全くいないところではあったんですが、昨年の5月に夫婦で移住しました。
移住前は神奈川県鎌倉市に住んでいて、夫婦ともに都内に勤務していました。私はたまにリモートワーク、たまに出社みたいな感じで、電車で片道1時間半から2時間くらいかかっていて、妻も電車で片道1時間くらいかけて通勤していました。その仕事を辞めて、まだ上越市での仕事が決まってない状態で移住したので、移住の決断には多少不安はあったんですが、今は二人とも地元の企業で働いています。
私たちは、二人とも釣りとスノーボードがほぼ生活の一部で、趣味に全振りした生活をしたいと思っていたので、海と雪山が近い場所を拠点に生活したいと考えていました。
以前は、首都圏から海や雪山によく行っていたんですが、仕事終わりにせっせかスノーボードや釣りの荷物を積み込んで、そのまま夜中に出発して何時間も運転し、車中泊してから滑ったり釣りをしたりして帰るという生活を毎週していたので、体力的にも相当なものでしたし、ガソリン代、高速代なども結構かかっていたので、時間やお金はもったいないと思っていました。
また、二人とも電車で通勤していたんですが、満員電車での通勤だったので、仕事を始める頃にはもうへとへとになって、帰ってきたら余計へとへとになっているような、そんな生活でした。そんな電車通勤も億劫になっていたので、移住して車通勤をすればプライベートな環境で通勤できるので楽になるんじゃないかというところで移住を決めました。
移住先を探す際は、山と海が両方近いところで探していて、北海道がいいなと思っていた時期があったのですが、都内で新潟の移住セミナーに参加した時、上越市は新幹線であれば都内にとても近く、新潟の中でも一番近いところと聞いたので、北海道よりも地元である徳島や大阪に帰りやすいのかなっていうところもあって上越市に決めました。あと、スノーボードの帰りに上越市の温泉に寄ったことがあって、100円ショップやホームセンター、スポーツショップもあって、生活に不便のない街だなというのが率直な感想でした。居酒屋を飲み歩くのも好きだったので、歩いていける距離の場所がいいかなという視点もあり、調べていたら高田駅の辺りは居酒屋さんもあるというので、今の場所に決めました。
休みの日だけではなく、仕事終わりでもすぐにスノーボードのナイターに行ったり、釣りをしたりできるので、本当に充実した生活が送れるようになったと思います。
あとは通勤時間。今まで1~2時間近くかけて通っていたところから、今は車で20分ぐらいの会社に行っているので、通勤するのが億劫にならなくなりました。朝早く起きる必要がなくなりましたし、早く起きたとしても、ランニングなどをする余裕ができました。本当に有意義に過ごせるようになりました。
仕事終わりに気分転換ができるところです。また、地元の人との繋がりが全くなかったのですが、地元の企業に勤めたことで、定食のおいしいお店や冬の過ごし方のアドバイスなどをもらったり、助けてもらったりしています。関東にいた頃は、賃貸住宅の家賃のほかに車2台分の駐車場代が別でかかっていたのですが、今は駐車場代込みの家賃で、金額も下がったので、別のところにお金をかけられるようになったのは大きいです。
移住してから初めて冬の時期を過ごしたのですが、道路には1メートルぐらい雪が積もっていても、賃貸住宅の駐車場には消雪パイプがあったおかげで、駐車場から車を出す時に雪かきしたことは一度もなかったです。自分の車に積もった雪を落とすのに10分程度かかったくらいでした。道路の除雪は本当にしっかりされているので、通勤に関してもそこまで大きなトラブルはなかったです。
一つ気になる点があるとすれば、除雪車が早朝から動いているので、音などが気になる方は確認しておいた方がいいのかなと思います。
実家が関西や四国で、交通公共機関で行くとなると乗り換えが多いです。関東方面であれば新幹線ですぐ行けるのですが、関西方面になると、新幹線で福井まで行って特急に乗り換える必要があったりと時間がかかってしまうので、結局は車で帰ってしまいます。車だと結構疲れるので、そこは困った部分ではありました。飛行機で帰るとなっても、新潟空港も隣県の富山空港もちょっと距離があるので困った部分ではあります。
賃貸住宅でストーブが使えないので、暖房はエアコンのみなのですが、冬はプラス1万円ぐらい電気代がかかります。
加藤さん
移住を決めることに迷いや不安はなかったです。家を見に来た時に、いいところだなと思って決めたのでなかったです。あとは移住して良かったことは、さっき話した春夏秋冬、大自然のところが一番良かったなというところです。移住して一番大変だったのは引っ越しで、その後の生活で困ったことは特にないです。
阪本さん
迷いや不安があるかってところで言うと、自分の場合、移住前の仕事を先に辞めて、先に上越市で家を決めてしまったので仕事があるかどうか、ちゃんと働けるかどうかっていうところが一番不安で、結構行き当たりばったりな感じで移住してしまったんですが、結果として、仕事は結構あると思いましたし、移住してみたらそんなに不安はありませんでした。大変だったところで言うと、加藤さんも言ってたように、引っ越しぐらいです。雪とかもそこまで大変だと思ったことはあまりなかったです。
阪本さん
賃貸なので、気に入った場所を先に押さえておきたいっていうのがありました。ですがおすすめはしないです。結構危ない橋ではあったんですが、それぐらい住んでみたいなっていうのもありました。
加藤さん
通勤ではないですが、近くの総合事務所っていうところに車で10分くらいかけて行くんですが、家からそこに行くまでに信号が全くないので、ストレスフリーで行っています。車で困ったことは特にないです。これから初めて雪道での通勤になるので、これからどうなのかなというところはあります。住む場所にもよると思いますが、車通勤に必要なものとしては、スタッドレスタイヤと4輪駆動は必ず必要です。車種は軽自動車なんですが、普通車でも軽自動車でも関係ないかなと思っています。
阪本さん
やっぱり雪の時期になると除雪車が動いていて、除雪車を追い抜いたりできないので、除雪車の後に続いてゆっくり走っているんですが、タイミングによってはそれに引っ張られながら通勤する時もあったりするので、少し早めに出勤したりとかすればそこまで気にはならないです。でも、例えば通勤する人だったら、その会社の方も大雪だったら遅れても仕方ないよってくらいの、そういう雰囲気はあったりするので、絶対に雪道でも会社に行かないといけないというか、焦らなくても大丈夫なんじゃないかなって思います。車はうちも軽自動車2台で、2台とも一応4輪駆動にしているんですが、まちなかだけしか乗らない人とかだったら2輪駆動の人も意外といると思います。でも4輪駆動の方が間違いないです。除雪されてない道が急に出てきたりして、そういったところにはまってしまったら動けなくなってしまうので。あとはスタックした時のためにスコップは車に絶対1個積んだり、雪かきブラシも一緒に積んだりといったところが重要かなと思います。
加藤さん
私のところも4歳で、今保育園児なんですけど、私が住んでいる大島区は保育園が1か所しかなかったのでそこに行っています。3、4歳児が複式なんですが、複式学級といっても人数もそんなに多くないので、ほぼ縦割りで毎日過ごしているような感じです。私としては縦割りの保育は子どもにとってもすごくありがたいなと思っているところです。あとは結構自由にさせてもらっているので、のびのび育ってくれているかなと思います。小学校も複式学級で、まだ行ったことがないので何とも分からないですが、子ども同士がすごく兄弟みたいな感じをすごく受けています。保育園で、誰のお母さんが来ても、普通に自分のお母さんに話すみたいに「今日何々があったんだよ」とかフランクに話してくれます。親にとってもみんな自分の子どもみたいな雰囲気があって、そこもすごい素敵だなって思っているところです。