上越市は、本州の日本海側のほぼ中央、新潟県の南西部に位置しています。
市域の中央に流れる関川沿いに開けた平野部を山間部と海岸部が囲み、変化に富んだ地形と四季折々の美しい自然の中で、19万人の市民が日々の暮らしを営んでいます。人口規模は、新潟市、長岡市に次ぐ県内3番目の大きさです。
古くから交通の要衝として栄えてきた上越市には、重要港湾の直江津港をはじめ、陸路として北陸自動車道、上信越自動車道が走り、平成27年3月には北陸新幹線が開業しました。さらに、JR信越本線、ほくほく線、妙高はねうまライン、糸魚川ひすいラインの鉄道網も整備され、地域内の往来や近隣地域との交流を支えています。
上越市は、暑い夏から銀世界までダイナミックに季節が変わります。
四季折々の美しい自然や海・山・大地が生み出す自然の恵みを感じたり、味わったりしながら暮らすことができます。
年度 |
安塚(山間部) |
高田(平野部) | 柿崎(海岸部) |
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令和2年度(令和2年12月~令和3年3月) | 328cm | 249cm | 175cm |
令和元年度(令和元年12月~令和2年3月) | 40cm | 21cm | 7cm |
平成30年度(平成30年12月~平成31年3月) | 165cm | 74cm | 38cm |
平成29年度(平成29年12月~平成30年3月) | 173cm | 118cm | 100cm |
平成28年度(平成28年12月~平成29年3月) | 150cm | 67cm | 45cm |
(資料:上越市道路課雪対策室)
上越市は、四季の移ろいを五感で感じられる自然豊かな山間地と大型ショッピングセンターや映画館、総合病院などの都市機能が充実した市街地が共存する、「いいあんばい」なまちです。
こうした環境に魅力を感じ、「自然豊かな環境で子育てをしたい」、「安全・安心でおいしいお米を自分の手で作りたい」、「不便過ぎない地方で暮らしたい」など、首都圏などから「上越市を選んで移住する方」がいます。
日常の移動手段として自家用車は不可欠であり、また慣れない雪国での暮らしの中で大変なこともありますが、あたたかい「上越人」の人柄に支えられ、移住された皆さんは「上越の暮らしは楽しい」と笑顔で語ります。
一度、上越市を訪れてください。あなたらしい「上越暮らし」のヒントを先輩移住者の皆さんがお伝えします。
広報上越(平成28年10月1日号)巻頭特集「いいね。上越暮らし」 [PDFファイル/2.14MB]
上越市の市街地は、長い歴史の中で文化と伝統が紡がれた地域の中心都市として、政治、経済、文化、交流等の拠点とされてきた場所です。
直江津地区は、古くから海に開かれたまちとして発展し、奈良時代には越後国府の要港として、明治期の鉄道開通後は、新潟県鉄道発祥の地となり海陸交通の要衝として賑わい、近年は、製造業が集積する工業地域に近接する都市として発展しました。
高田地区は、江戸時代の高田城築城に伴い計画的に配置された都市骨格を継承しており、当時から上越地方の中心として発展してきました。現在も日本一長い雁木通りや町家、寺町寺院群などの歴史的資産が数多く残り、公共機関や医療をはじめとした都市機能が集積しています。
上越市では、まちなかが“暮らしやすいまち”となるよう、まちなか居住に関する様々な取り組みを進めています。
上越市は、市域の約7割が中山間地域ということもあり、豊かな自然に囲まれながら暮らすことができます。
春は田植えや自然を感じるアウトドアが始まり、夏は青々とした緑に色づく棚田や満天の星空を眺め、秋は新米や栗、柿、キノコなどの実りに感謝し、冬は厳しいながらも雪を生かしたイベントやウィンタースポーツを楽しむなど、ダイナミックな季節の移り変わりを身近に感じることができ、都会にはない魅力や豊かさにあふれているのが、上越市の中山間地域の魅力です。
市勢要覧は、まちづくりの方針や現在進めている主な施策、市内の地域資源や魅力など当市の概要をわかりやすくまとめた冊子です。