令和6年は、元日から能登半島地震が発生し、上越市内では、国道8号が通行止めとなったり、建物の損壊や床下浸水などさまざまな被害が発生しました。
一方で、北陸新幹線の敦賀延伸や「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録が 決定し、私たち市民にとっても大変喜ばしい出来事となりました
問合せ:文化振興課(電話:025-520-5628)
今年は、音楽教育家・作曲家で、「日本音楽教育の母」といわれる小山作之助が生まれてから160周年。今号は、大潟区出身で日本の音楽教育の発展に尽力した作之助の功績と地域での顕彰の取り組みについて紹介します。
(大潟町小山作之助資料収集委員会「夏は来ぬ」(2004年発行)を基に作成)
作之助は、1864年(文久3年)に潟町村(現在の大潟区潟町)で小山家の長男として生まれました。1880年(明治13年)に上京し、やがて音楽の道を志し、東京音楽学校(現東京芸術大学)の前身である文部省音楽取調掛に進み、音楽について一生懸命学びました。
1887年(明治20年)に文部省音楽取調掛を卒業後、作之助は日本最初の正式な音楽教師となりました。作之助は旺盛な作曲活動を続ける一方で、音楽教師の育成や音楽教育の必要性も熱心に説いたことから、「日本音楽教育の母」といわれるようになりました。(「日本音楽教育の父」は伊澤修二)
作之助は「夏は来ぬ」、「吉野山」、「漁業の歌」など多くの曲を作曲し、生涯で手がけた曲は1,000以上にも及びます。作之助の作品には、日本古来の音楽を大切にしながらも、西洋音楽の優れた要素を進んで取り入れるなど、新しい感覚と工夫で作られた曲が多くあります。
「卯の花の」で始まるこの曲は、作之助が作曲した曲の中で最も有名です。平成19年に発表された「日本の歌百選」(文化庁・日本PTA全国協議会)にも選出されているほか、日本を代表する唱歌として年齢を問わず親しまれていることや、地元出身の作曲家でもあることから、令和7年3月に開業10周年を迎える北陸新幹線「上越妙高駅」の発車メロディーに採用されています。
糸魚川出身の作詞家・相馬御風と共に、潟町青年会のために作った曲です。「大変良い曲なので心を込めて歌いなさい」という作之助のメッセージが青年会に届いたといわれています。作之助直筆の楽譜は現在、額に保管し、潟町町内会が所蔵しています。
資料室には、作之助の生涯と功績をまとめた写真パネルが展示されているほか、直筆の日記、発表した唱歌集など、貴重な資料が数多く展示されています。これら展示資料は、音声による解説を聞くこともできます。入場は無料です。
文: 堀川正紀・山本栄美、イラスト:小嶋秀男、編:卯の花音楽祭実行委員会
卯の花音楽祭実行委員会が「作之助についてもっと皆さんに知ってほしい」という思いから、小山作之助生誕150周年を記念して発行した冊子です。作之助が音楽の道に進もうと思ったきっかけや、真面目で勉強熱心だった作之助の人柄を紹介しています。市内の図書館(分館を含む)で読むことができます。
小山作之助生誕160周年記念事業実行委員会、卯の花音楽祭実行委員会 平澤委員長
「日本音楽教育の母」といわれた小山作之助という偉大な人物が上越の出身であり、その素晴らしさを多くの人に伝えたいという思いから、今年、「小山作之助生誕160周年記念事業実行委員会」を設立しました。
私たちはこれまで、「夏は来ぬ」の歌詞にある「卯の花」を冠した、「卯の花音楽祭」を平成15年から開催するほか、より多くの皆さんから作之助について知ってもらいたいとの思いから、「小山作之助物語」を発行するなど、顕彰活動に取り組んできました。
今後は、作之助が愛した音楽で地域をさらに盛り上げていくとともに、作之助が大潟区に生まれ、偉大な功績を残したことを若い世代にも伝えていきたいです。最終的には、市内各地で作之助の曲が聞かれるようになるとうれしいですね。
作之助については、「小山作之助記念資料室」を訪れたり、「小山作之助物語」を読んだりすることで詳しく知ることができます。この機会に作之助の功績に触れてみてください。
大雪に見舞われた場合、市内各所で交通障害や、建物および農業施設などへの被害が発生し、暮らしや経済活動に大きな影響が生じます。本格的な雪のシーズンを迎えるに当たり、確認・協力していただきたいポイントをまとめました。
問合せ:道路課雪対策室(電話:025-526-5111、内線1614)または各総合事務所
早朝除雪は、路線積雪深が10cm以上に達した場合に出動し、限られた時間で長距離の除雪を行います。このため、次のことにご協力をお願いします。
問合せ 危機管理課(電話:025-526-5665)
昨年の冬は、市内で発生した除雪作業中の事故で、5人が軽傷を負いました。過去に起きた事故の中から、2つの事例とその対策を紹介しますので、再確認し、事故に遭わないよう十分注意してください。
屋根やはしごからの落下事故
除雪機の作業中による事故
災害時にはさまざまな情報が発信されます。日頃から情報収集の手法を確認しておきましょう。
集約先 | 集約元総合事務所 |
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除雪対策本部 道路課雪対策室 (電話:025-526-5111) |
頸城区(電話:025-530-2311) |
三和区(電話:025-532-2323) | |
名立区(電話:025-537-2121) | |
浦川原区総合事務所 (電話:025-599-2301) |
安塚区(電話:025-592-2003) |
大島区(電話:025-594-3101) | |
柿崎区総合事務所 (電話:025-536-2211) |
大潟区(電話:025-534-2111) |
吉川区(電話:025-548-2311) | |
板倉区総合事務所 (電話:0255-78-2141) |
牧区(電話:025-533-5141) |
中郷区(電話:0255-74-2411) | |
清里区(電話:025-528-3111) |
開設日時:12月30日(月曜日)午前8時30分~午後5時15分
場所 | 開設窓口 | 手続きができる各種届出など | 問い合わせ |
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市役所木田庁舎 第一庁舎 1階 |
市民課 | 住民異動届出(転出、転入、転居など) (注)他市町村への照会が必要な場合や、転出証明書を持参しない特例転入は手続きできない場合があります。 (注)手続内容によって、当日、住民票を交付することができない場合があります。 (注)マイナンバーカードの手続きはできません。 |
025-520-5685 |
住民票の写し(広域交付を除く)、印鑑登録証明書などの交付、印鑑登録 (注)戸籍謄・抄本など(除籍、原戸籍を含む)は、システムが停止するため、交付することができません。 |
025-520-5685 | ||
パスポートセンター (市民課内) |
一般旅券(パスポート)の交付(受け取り) (注)申請はできません。受け取りの際は、事前に収入印紙と金融機関にて支払い済みの納付済証またはキャッシュレス決済手段をご準備ください。 |
025-520-5687 | |
国保年金課 | 国民健康保険の各種申請、相談 | 025-520-5714 | |
国民年金の加入届、免除申請、学生納付特例申請、相談 | 025-520-5716 | ||
後期高齢者医療制度、老人医療費助成制度の各種申請、相談 | 025-520-5717 | ||
福祉課 | 障害者福祉に関する各種申請、相談 (注)申請、相談の内容により即日対応ができない場合があります。 |
025-520-5695 | |
高齢者支援課 | 介護保険の各種申請 | 025-520-5705 025-520-5706 |
|
高齢者福祉サービスの相談 | 025-520-5707 | ||
こども家庭センター | 児童手当、児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成、子ども医療費助成の各種申請、相談 | 025-520-5726 | |
乳幼児健診、児童に係る予防接種の相談、母子健康手帳の交付 | 025-520-5843 | ||
市役所木田庁舎 第一庁舎 2階 |
税務課 | 所得・資産・納税証明書の発行 | 025-520-5649 |
収納課 | 市税、介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、市営・県営住宅(駐車場)使用料の納付受付 | 025-520-5654 | |
ガス水道局料金センター | 転居に伴うガス、水道の開閉栓手続き、料金の納付受付 | 025-522-7030 |
(注)各総合事務所でも、市役所木田第一庁舎と同様の業務(パスポートの交付を除く)を行います。
(注)南出張所(電話:025-525-4151)、北出張所(電話:025-544-2111)でも窓口を開設しますが、一部行っていない業務がありますので、事前に問い合わせてください。
出生、死亡、婚姻届などは、木田第一庁舎および3総合事務所(浦川原区、柿崎区、板倉区)の時間外受付で受け付けます。
問合せ:市民課(電話:025-526-5685)
期間:12月2日(月曜日)~令和7年2月28日(金曜日) 窓口開設時間:午前8時30分~午後5時15分
住民票の写しなどのコンビニ交付(午前6時30分~午後11時 注:12月29日~1月3日を除く)
マイナンバーカードを使用し、コンビニエンスストアなどのマルチコピー機から証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍謄・抄本、所得・課税証明書)を取得できます。
詳しくは、「コンビニ交付サービスをご利用ください」のページをご覧ください
(注)症状にかかわらず、必ず事前に電話してから受診してください(電話は受付時間内のみ)。
(注)6か月未満の乳児は、医師の出務状況により診察できない場合がありますので、事前に電話する際に確認してください。
(注)診療可能人数を超えた場合、受付時間内でも受け付けを終了する場合があります。
12月29日(日曜日)~令和7年1月3日(金曜日)
12月29日(日曜日)~令和7年1月3日(金曜日)
12月29日(日曜日)~令和7年1月3日(金曜日)
救急患者の診療を除き、12月28日(土曜日)~令和7年1月5日(日曜日)は休診します。
(注)発熱などの体調不良の場合は、必ず事前に電話でご相談ください。
問合せ:生活環境課(電話:025-526-5111、内線4118)
休止期間以外の年末年始のごみ収集は、「ごみ分別収集カレンダー」のとおり行います。
営業時間:午前8時30分~午後4時30分(午前11時30分~午後1時は受け入れしません)
年末年始は家庭ごみの量が特に多くなるため、次のことを守ってください。
(注)1月1日~3日はすべてのステーションを閉鎖します。
年末の収集:12月26日(木曜日)まで
(注)営業日、申し込み期限は収集業者により異なるため、詳細は各収集業者へ問い合わせてください。
年始の収集:令和7年1月7日(火曜日)から
問合せ:福祉課(電話:025-520-5845)
老朽化による施設の更新にあわせ、今後の火葬需要に対応するため、現在の上越斎場(居多)から道路を挟んで北西側に新しい斎場を建設しました。
新しい斎場では、複数の葬家が同時に火葬できるようになり、希望する火葬日時の予約が取りやすくなります。また、最新の火葬炉を導入することで、火葬時間が短くなります。
なお、現在の上越斎場は12月1日(日曜日)に閉場します。
左:新斎場外観
中央:雁木造りをイメージし、中郷区産の杉材を軒裏に使用した庇を取り付た、上越市らしい施設の内装
右:温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギーの普及のため、屋上に太陽光発電設備を設置