市では、令和3年度から高校生を対象としたPR映像コンテストを実施しています。このコンテストは、上越市をPRする映像の制作を通じて、未来のまちづくりを担う若者から改めてまちの魅力に触れ、愛着を深めてもらうことを目的に行っているもので、今年度は9チーム計30人の高校生から参加いただきました。
高校生独自の視点で上越の魅力を切り取り、各チームがそれぞれに工夫を凝らした映像作品のお披露目と、最優秀賞・優秀賞を決める審査会を、2月2日㊐にオーレンプラザで開催します。ぜひ、会場にお越しください。
本号では、今年度のこれまでの取り組みの経過とともに、参加チームについて紹介します。
過去の作品もご覧ください
ホームページでは、令和3年度から5年度までに開催したコンテストに参加いただいた全21チームの作品がご覧いただけます。
令和6年度のコンテストには、市内4つの高校から、映像制作に興味をお持ちの皆さんがエントリーしてくれました。
映像制作のキックオフとして、専門家から映像制作の流れや撮影時の注意点などを学びました。
チームごとに作品のテーマを決め、撮影場所や撮影の方法、演出の仕方などを考え、試行錯誤を重ねながら制作を進めました。
各チームそれぞれの視点で「上越の魅力」を表現した、個性豊かな9作品が出そろいました。
完成した映像作品をお披露目するとともに、9作品の中から、審査員の審査により「最優秀賞」「優秀賞」各1作品を決定します。ぜひ、会場でご覧ください。
動画編集は、題材をより良く表現できたり、より深く理解できるところが興味深いところだと思います。こだわりを持って作った作品を通して、可能性を秘めている上越の魅力を感じてほしいと思います。
上越市は高田の桜が有名ですが、ほかにも季節ごとにいつでも遊ぶことができて楽しいことがたくさんあるということを伝えたいです。上越は小さい地域ではありますが、魅力がいっぱいです。
学校で「地域活性の起爆剤」をテーマに探究をしていて、PR動画を通して上越についてより知ってもらえると考え、参加しました。木々の緑や海の青など、色のコントラストを工夫して作ったので、注目してほしいです。
撮影中、上越の風景で「映えた」と思うシーンをたくさん入れ込みました。一つ一つのカットにインパクトがある動画になっていると思うので、「きれいだな」「素敵だな」と感じてもらえるとうれしいです。ぜひ何回も繰り返し見てください。
まちの良さだけでなく、自然の美しさも伝えたいと思いました。特に、撮影で訪れた棚田の風景が感動的でした。皆さんも私たちの動画を見て、ぜひ上越の自然と触れ合ってください。
上越の秋の新しい魅力について伝えたいと考えました。作品に登場する「鼻毛の池」周辺の風景の美しさと、最後の展開をよく見てほしいです。晴れの日の景色は最高なので、動画を見て興味を持った方は、ぜひ行ってみてください。
おいしいラーメン屋さんがたくさんある上越の魅力を伝えたいと思いました。画角(カメラに映る範囲)にこだわりを持って撮影したほか、登場人物を台車で運びながら撮るなど、工夫して作ったので、注目して見てもらえたらうれしいです。
市内にある喫茶店を私たち若者目線で紹介し、「こんなに素敵なところが上越にはある」ということを伝えたいです。食べ物をどのように撮影したらおいしそうに映るか、試行錯誤しました。ぜひ、私たちが紹介したお店に足を運んでみてください。
身近なところで題材を探すのが大変でしたが、自分たちなりに工夫していい写真をとれたことがうれしかったです。3分クッキング風の分かりやすい動画にして、上越の魅力が伝わるように作ったのでぜひご覧ください。
各チームが制作した映像作品の上映と、受賞作品の発表を行います。ぜひ、お越しください。
最優秀作品は、3月にTeNYテレビ新潟でテレビCMとして放映されます。
今年度の応募作品は、4月頃に市ホームページで公開予定です。
問合せ:市民安全課(電話:025-520-5660)、危機管理課(電話:025-520-5665)
昨年1月1日に発生した能登半島地震によって、当市は初めて津波災害を経験しました。市では、発災時の初動対応や応急対策を振り返り、主に「情報発信」と「住民避難」の視点から課題の抽出と要因の分析を行い、今後採るべき方策を取りまとめました。
この検証結果を踏まえ、市では引き続き、災害に強いまちづくりを進めていきます。市民の皆さんにおかれては、改めて、災害リスクを知る、取るべき避難行動を学ぶ、日頃から備える取り組みをお願いします。
検証の内容は、令和6年能登半島地震 津波災害対応の検証(市民安全課)でご覧いただけます。
「津波ハザードマップ」(危機管理課)、「防災ガイドブック・避難所マップ」(危機管理課)で市内の災害リスクを確認しましょう。
家庭や地域・職場で、津波避難時に取るべき行動を繰り返し確認しましょう。
各自が3日間は自力で生活ができるよう、非常持出品や備蓄品を用意しましょう。
ホームページ「防災の手引き」では、防災に役立つ情報を災害種別ごとにまとめて掲載しています。ぜひご活用ください。
問合せ:市民安全課(電話:025-520-5660)
冬は空気が乾燥し、火災が多くなる傾向があります。火災の被害を防ぐため、日頃から防災対策をしましょう。
住宅用火災警報器の電池寿命は、各メーカーともおおむね10年とされています。また、検知部などの精密部品も劣化するため、10年を目安に本体を交換することをお薦めします。
新春をことほぎ、上越市のさらなる発展を祈る「上越市合併20周年記念 令和7年上越市新年祝賀会」をリージョンプラザ上越で開催し、約2,000人が参加しました。中川市長は、「人口減少や少子高齢化が急速に進む中、自然災害の激甚化・頻発化、物価高騰などが生活に影響を及ぼしている。市民の皆さんの安心安全な暮らしを守ることを第一に、「暮らしやすく、希望あふれるまち」の実現に向けて力を尽くす」と述べました。
明治44年(1911年)1月12日、当時のオーストリア・ハンガリー帝国の軍人・レルヒ少佐によって日本で初めて本格的なスキー指導が行われたことを記念して制定された「スキーの日」に合わせて、イベントが開催され、約80人が参加しました。レルヒ少佐が伝えた「一本杖スキー術」の披露や献花などが行われ、レルヒ少佐の功績を後世へと受け継いでいく機会となりました。