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地震・津波編

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月7日更新

 日本は世界有数の地震多発国であり、過去に地震によって多くの地震被害が発生しています。地震の発生を防ぐことはできませんが、日頃からの備えにより、被害を最小限に抑えることができます。地震の基礎知識や対策、地震発生時の行動を学び、地震に備えましょう。

目次

地震編

津波編

緊急地震速報とは

地震に備えて

参考サイト

地震編

地震発生のメカニズム

 地球の表面は、プレートと呼ばれる厚い岩盤におおわれています。プレートは1枚ではなく、数十枚で地球の表面をおおっています。このプレートは年間数センチの速さで動いているため、プレート同士の間で押されたり引っ張られたりする力が働きます。これにより地震が発生します。日本列島周辺には複数のプレートがあり、ひずみがたまりやすいため、多くの地震が発生します。

日本列島周辺のプレート(イラスト)
出典:「地震調査研究推進本部」

日本で発生する地震

 地震は、地下の岩盤が周囲から押される、もしくは引っ張られることにより、その岩盤が破壊されることにより発生します。日本で発生する地震には、大きく分けて「海溝型地震」「内陸型地震」の2つがあります。

日本列島周辺で発生する地震のタイプ(イラスト)
出典:「地震調査研究推進本部」

「海溝型地震」と「内陸型地震」の特徴

海溝型地震

  • 海のプレートに引きずりこまれて、陸のプレートが跳ね返ることにより発生
  • 地震の規模が内陸型地震に比べて大きく、揺れる時間が長くなりやすい
  • 震源が海底下であるため、大きな津波が発生しやすい

発生周期:数十年~数百年

地震の例
  • 1923年関東地震(関東大震災) マグニチュード7.9
  • 2003年十勝沖地震 マグニチュード8.0
  • ​2011年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) マグニチュード9.0

内陸型地震

  • 陸のプレート内の岩盤が破壊されることにより発生
  • 震源付近では強烈な揺れに襲われ、緊急地震速報が間に合わないことも
  • 建物の倒壊や火災、土砂災害が発生しやすい

発生周期:数千年~数万年

地震の例
  • 1891年濃尾地震 マグニチュード8.0
  • 1995年兵庫県南部地震(阪神淡路大震災) マグニチュード7.3
  • 2004年新潟県中越地震 マグニチュード6.8
  • 2007年新潟県中越沖地震 マグニチュード6.8
  • 2008年岩手・宮城内陸地震 マグニチュード7.2
  • 2016年熊本地震 マグニチュード7.3
  • 2018年北海道胆振東部地震 マグニチュード6.7

「震源」、「震源域」、「震央」

 地震は地下の岩盤が破壊されることにより発生します。地下で岩盤の破壊が始まった地点を「震源」、岩盤が破壊された範囲を「震源域」、震源直上の地表の地点を「震央」と言います。岩盤が破壊される範囲(震源域)が大きくなるほど、大きな地震となります。東日本大震災を引き起こした2011年東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)では、南北約450km、東西約200kmにわたって岩盤が破壊されました。

震源、震源域、震央の関係性(イラスト)
出典:「地震調査研究推進本部」

「震度」と「マグニチュード」の違い

 地震の大きさを表す用語には「震度」「マグニチュード」があります。マグニチュードが0.2大きい地震は約2倍、1.0大きい地震は約32倍、2.0大きい地震は約1,000倍のエネルギーを持ちます。

  • 震度:ある場所での地震による揺れの強さを表す
  • マグニチュード:地震そのもの大きさ(規模)を表す

震度とマグニチュードの違い(イラスト)
出典:「地震調査研究推進本部」

震度とゆれの状況

気象庁の震度階級は「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の10階級となっています。

震度1~7の具体的な揺れの状況(イラスト)
出典:気象庁ホームページより抜粋

詳しくは、「震度について」(気象庁・外部リンク)<外部リンク>をご覧ください

「断層」と「活断層」の違い

 地震は、地下の岩盤が周囲から押される、もしくは引っ張られることにより、ある面を境として岩盤がずれる現象のことを言い、このずれを「断層」と言います。この断層のうち、今後も地震を引き起こす可能性があるものを「活断層」と言います。日本の周辺には約2,000もの活断層があり、上越市には「高田平野断層帯」(地震調査研究推進本部・外部リンク)<外部リンク>があることが知られています。

断層の種類

 地震を引き起こす断層には4つの種類があります。断層のずれの向きによって、「縦ずれ断層」と「横ずれ断層」に分けられます。

  • 縦ずれ断層:断層が上下方向にずれたもので、「正断層型」と「逆断層型」があります。
  • 横ずれ断層:断層が左右方向にずれたもので、「左横ずれ断層型」と「右横ずれ断層型」があります。

 

断層の種類(イラスト)
出典:「地震調査研究推進本部」

津波編

津波発生のメカニズム

 海底で大きな地震が発生し、断層のずれが海底に達した時、海底が持ち上げられたり、押し下げられたりします。これにより、海水が持ち上げられ、大きな波となって四方八方に広がっていきます。これが「津波」です。水の壁が押し寄せてくるようなものですので、たとえ津波の高さが20~30cmほどでも人は流されてしまいます。津波発生時の行動については、津波発生時にとるべき行動(危機管理課)をご覧ください。

津波発生の仕組みと津波のスピード(イラスト)
出典:「地震調査研究推進本部」

「津波」と「波浪」の違い

 津波は、海面付近の海水が風により変動する「波浪」とは異なり、海底から海面までの海水が一気に変動する現象です。波長の長さも波浪は数m~数百m程度ですが、津波は数km~数百kmと非常に長くなります。

「津波の高さ」と「遡上高」の違い

 津波の高さを表す用語に、「津波の高さ」と「遡上高」があります。気象庁から発表される津波警報等は、「津波の高さ」を基に発表されます。しばしばこの2つが混同されて理解されることがありますので、2つの意味の違いを理解しておきましょう。

  • 津波の高さ:平常の潮位から津波によって海面が上昇した高さの差であり、検潮所などで観測されます。
  • 遡上高:津波が海岸に達した後、陸地を這い上がった最高地点の高さです。

津波の高さと遡上高の違い(イラスト)
​出典:気象庁ホームページより抜粋

日本海の津波の特徴

 1983年日本海中部地震(マグニチュード7.7)や1993年北海道南西沖地震(マグニチュード7.8)により、日本海側でも津波による被害が発生しています。太平洋側のような巨大で幾度も押し寄せるような津波は発生しないことが想定される一方、地震の規模のわりには津波が高くなりやすく、震源が陸地から近いため「短時間で津波が到達する」という特徴があります。

上越市における津波の危険性について

 平成29年11月に新潟県が公表した津波浸水想定(令和2年1月に新潟県による津波災害警戒区域の指定に伴い確定)に基づき、上越市では津波ハザードマップ(津波災害予測地図)を作成しています。お住まいの地域の津波の危険性を正しく知るために、日ごろから津波ハザードマップを確認しておきましょう。詳しくは上越市津波ハザードマップ(津波災害予測地図)をご覧ください。

緊急地震速報とは

 ​緊急地震速報とは、地震の発生直後に強い揺れの到達時刻や予想される震度、長周期地震動を、防災行政無線や防災ラジオ、戸別受信機のほか、テレビや携帯電話の緊急速報メール(エリアメール)などを通じて、素早く知らせる情報のことです。

緊急地震速報の仕組み(イラスト)
出典:気象庁ホームページより抜粋

発表基準

 最大震度が5弱以上または最大長周期地震動階級3以上と予想された場合

対象地域

 震度4以上または長周期地震動階級3以上が予想される地域


地震に備えて

 突然襲ってくる地震。昼間に自宅にいるときだけでなく、真夜中であったり、勤務先・学校・買い物先など、家族が一緒にいないときでも、襲ってくることが考えられます。地震が発生した時の行動や日ごろからの備えについて、家族で話し合っておくことが大切です。

地震発生時の心得10か条

 地震が起きたらどうすべきか。地震発生時のルールを知っておかないと被害をむやみに拡大することになります。あなたの冷静な行動が家族の命を守ります。

  1. まず身の安全
  2. 火の元の確認
  3. 窓や戸を開けて出口を確保
  4. 火が出たらすぐ消化
  5. 外へ逃げるときはあわてずに
  6. 狭い路地やブロック塀には近づかない
  7. 土砂災害、津波に要注意
  8. 避難はなるべく徒歩で
  9. 協力し合って応急救護
  10. 正しい情報を聞く

地震発生時の行動(地震発生~3日目)

大地震発生時の行動パターン例(イラスト)​(上越市民防災ガイドブック・避難所マップ ​より)

とっさの状況判断

自宅にいるときや外出しているときの行動例(イラスト)​(上越市民防災ガイドブック・避難所マップ ​より)

わが家の安全チェック

家の中や外の安全対策(イラスト)​(上越市民防災ガイドブック・避難所マップ ​より)

非常持出品・備蓄品リスト

非常持出品・備蓄品リスト(イラスト)​(上越市民防災ガイドブック・避難所マップ より)

参考サイト

市ホームページリンク

外部リンク

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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