発生件数の多い窃盗については、皆さんが少しだけ気をつけることによって、被害を防ぐことができたり、被害を小さくすることができます。被害に遭わないためにも自分でできる防犯対策を紹介します。
「振り込め詐欺」について | 誘拐防止のために | 空き巣ねらいの防犯 | 乗物盗の防犯 | 車上ねらいの防犯
「疑って まずは確認 振り込まない」
振り込め詐欺の手口と対策
対策
保護者の方へ
- 子どもがどこで、誰と、何時まで遊ぶかを把握すること。
- 子どもの帰りが遅いときは、できるだけ迎えに行くこと。
子どもに対する指導事項
- できるだけ大勢で登下校すること
- 知らない人の車には絶対に乗らないこと
- 連れて行かれそうになったら、大声を出して助けを求めたり、「こども110番の家」や近くの家に避難したりすること
- 不審者に「声をかけられた」ことを聞いたり、見たりしたら、すぐに110番すること。
- 知らない人に誘われてもはっきり断ること。
- 町の中にある人通りの少ない場所、危険な場所には近づかない。
防犯グッズの携帯
- 防犯ブザー(大音量で危険を知らせる)
- 携帯電話(お子さんの居場所がわかる)
- ホイッスル(バッグで簡単に携帯できる)
- 携帯ライト(暗い夜道でも安心)
しかし、防犯グッズを身に付けているからといって安心できません。子どもたちへの日々の指導が大切です。
空き巣ねらいとは
留守の家に侵入して、現金や品物を盗む泥棒のこと。侵入盗のうち最も多い犯行の手口です。
発生場所
主に新興住宅街
対策
- ちょっとの外出でも、必ず戸締まりをする。
- 鍵は、主鍵のほかに補助鍵をつけ、「ワンドア・ツーロック」にする。
- 風呂場の窓、便所の高窓等「こんなところ」と思うような場所でも必ず戸締まりをする。
- カギを入口付近の新聞受けや、牛乳箱等に入れておかない。
- 旅行などで家を留守にする場合には、新聞や牛乳などの配達を断り、玄関などにためないようにする。
- アパート、マンションの廊下などは、だれでも自由に出入りができるので、知らない人を見たら「一声」かけて用件を確かめる。
発生場所
主に駅付近駐輪場
対策
- 通常の鍵のほかに、ワイヤー錠などの補助鍵をつける。
- 必ずキーを抜き、ハンドルロックをしてワイヤー錠などの補助鍵をつける。
- 車を離れる時は、たとえ短い時間でも、必ずエンジンキーを抜き、ステアリングロックを利かせ、ドアロックし、窓ガラスを完全に閉めておく。
- ハンドルロック・シフトレバーロックなどの盗難防止装置を取り付ける。
車上ねらいとは
駐車中の車の中から、現金や貴重品を盗む泥棒で、車を離れたちょっとの隙でも盗まれます。
発生場所
スーパーなど商業施設の駐車場
対策
- ちょっと車を離れるだけでも、必ずドアロックをする。
- 車内には現金・貴重品はもちろん、カバンなどは中身が空でも絶対に置いたままにしない。(車を壊してカバンなどを盗んでみなければ、現金や貴重品があるか犯人は分からない)
- 駐車する時は明るく人通りのある場所を選び、長時間放置しない。