内水ハザードマップは、大雨により下水道や水路の水があふれ出たときに「どこがどのくらい浸水するか」「どこへどのように避難したらよいか」等をまとめた地図です。近年、全国的に局地的な大雨が多発し、それに伴う浸水被害も増加する傾向が見られるようになってきました。大雨により浸水するおそれがある場所を事前に把握し、日ごろからの備えとしてご活用ください。
また、大雨で河川の水があふれ出たときを想定した「洪水ハザードマップ」も公表していますので、あわせてご確認ください。
内水氾濫は、雨の量が下水道や水路などの排水能力を超えた時や、河川などの排水先の水位が高くなった時に雨水が排水できなくなり、あふれることです。
上越市では近年、平成29年10月22から23日にかけて台風21号の大雨により、内水氾濫が発生し、床上5棟、床下74棟の住家で浸水被害が発生しています。
大雨によって河川の水位が高くなると堤防を越えたり、堤防が決壊したりすることで河川の水があふれることです。時間経過の視点で見た場合、内水氾濫よりも後に生じることが一般的です。
上越市の観測史上最大の1時間降水量は、平成18年10月29日の91.0mm/hです。この内水ハザードマップでは、公共下水道(雨水)区域において、それを上回る130mm/hの想定最大規模降雨(およそ1,000年に一度の降雨)のときに、浸水が想定される範囲や深さを示したものです。あくまで想定であるため、色がついていないところでも浸水が起こるおそれがあります。
上越処理区(北側)
上越処理区(南側)
大潟・柿崎処理区
(注)ファイルのサイズが大きいため、ダウンロードおよび閲覧に時間がかかる場合があります。
上記の内水ハザードマップは水防法第15条第3項に基づき作成しています。
令和4年3月に高田区と新道区、令和5年3月に金谷区と有田区を対象に過去の浸水実績に基づく内水ハザードマップを作成しました。
浸水実績は市民の皆さんからの情報提供や職員のパトロールによるものであり、平成14年からの浸水箇所を基に作成しています。
高田区
新道区
金谷区
有田区