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今熊窯跡は、奈良時代から平安時代にかけて須恵器を焼成して各地へ供給していたと考えられています。現在のところ今熊1号古窯跡群と2号古窯跡群の2群が確認されています。今熊窯跡の特徴として、須恵器の製作過程においてロクロから切り離す際、糸切り技法が用いられている点と、焼成過程において重ね焼き技法が採用されている点が挙げられます。これは、北陸地方の技法とは異なり、東海地方に多く見られる技法です。
昭和52年3月30日に旧浦川原村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。