ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

上越市

サイトマップ

背景色を変える

文字の大きさ

キーワードで探す

現在地トップページ > 上越市の文化財 > 金銅密教法具

金銅密教法具

<外部リンク>
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月30日更新

金銅密教法具(画像)

  • 名称:金銅密教法具
  • (名称ふりがな)こんどうみっきょうほうぐ
  • 指定:市指定文化財
  • 指定年月日:平成19年6月1日
  • 種別:考古資料
  • 地域:清里区
  • 所在地:上越市清里区馬屋772番地
  • 所有者等:普泉寺

徴証・伝来

 密教法具は、密教の儀式で使われる仏具の総称です。普泉寺の密教法具は、五鈷鈴(ごこれい)1口、六器(ろっき)6口(敷皿5口)、飲食器(おんじきき)1口、火舎(かしゃ)1口(皿+蓋の一部)からなります。五鈷鈴の把(つか)と鈴身(れいしん)の文様は中世の特色を持ち、鎌倉中期の制作と考えられています。また、火舎・六器は共に大きく破損しているものの、五鈷鈴の制作年代とほぼ同じものと見られます(ただし鈴身の中にある舌(ぜつ)は後補です)。

 普泉寺は、天正年間の御館の乱(1578年~1579年)において上杉景虎方に味方したため、上杉景勝方の焼き討ちにあって堂は廃絶しますが、その際、本尊の木造大日如来坐像(県指定文化財)と法具は土中に隠されたと伝えられています。上杉景勝が会津移封となった慶長3年(1598年)に大日堂が再興され、天和2年(1682年)に曹洞宗普泉寺となり、大日如来坐像とともに安置されたといわれています。

 昭和58年3月29日に旧清里村の文化財に、平成19年6月1日に上越市文化財に指定されています。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

ページの先頭へ