銅造如来坐像

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年5月29日更新

銅造如来坐像(画像)
(国指定、彫刻)

  • 名称:銅造如来坐像
  • (名称ふりがな)ドウゾウニョライザゾウ
  • 地区:旧上越市

微証・伝来

この像は古くから地域の信仰を集め、寛永年間(1624年~1643年)に本像をあつく信仰した高田城主松平光長の母(高田姫)が薬師堂を建立したと伝えられています。

この像は、像全体に比べて頭部と手がとくに大きく表現されています。左手に薬壺(やっこ)を持っていたと推測されます。衣にはタガネで複連点文を施し、鋳造も厚手に均一化された丁寧な造りですが、火災にあったため鍍金を失い、首も右に少し傾ています。童子のあどけない姿が愛らしく表現されています。

制作は奈良時代後半とする説が主ですが、白鳳時代(7世紀後半)に作られた法隆寺の如来像と似た点が多いことから、奈良時代以前の可能性が高いと指摘されています。