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太刀 銘助宗

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印刷用ページを表示する 掲載日:2022年10月27日更新

太刀 銘助宗(画像)
米山薬師の奉納された太刀

  • 名称:太刀 銘助宗
  • (名称ふりがな)たち めいすけむね
  • 指定:県指定文化財
  • 指定年月日:昭和33年3月5日
  • 種別:工芸品
  • 地域:合併前上越市
  • 所在地:上越市本城町7-7(上越市立歴史博物館)
  • 所有者等:密蔵院(管理 上越市立歴史博物館)

微証・伝来

 この太刀は高田3代城主松平忠昌が元和9年(1623年)に刀工の助宗に制作させ、当市の柿崎区の米山薬師に奉納したものです。

 助宗は高田の住人で、松平忠昌の抱えの鍛冶師です。忠昌は越前国(福井県)の結城秀康の次男として生まれ、元和4年(1618年)信濃国川中島から酒井忠勝と入れ替わって、高田城25万石を賜り、寛永元年(1624年)に越前北庄に移るまで、約6年間高田を治めました。助宗もその際に一緒に越前国へ移ったと思われ、以後高田での作刀は伝わっていません。

 作品は、刃長117センチメートル、中心長41センチメートル、反り3.9センチメートル、重さ1.6キログラムで、刀姿は勇壮で、鎬(しのぎ)造り、鍛えは板目肌で、刀文は大乱れで、沸えがあります。茎(なかご)の表に「奉寄進米山薬師如来御宝前松平伊豫守源忠昌」、裏に「元和九年吉日越後高田之住助宗作」の銘文があります。目釘穴は2個です。地刃の出来、はたらき共にすぐれた新刀初期の銘品です。

 現在、上越市立歴史博物館に寄託されています。

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〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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