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令和5年度第2回上越市ふるさと暮らしセミナーを開催しました

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月15日更新

セミナーアイキャッチ画像ゲスト大澤 理恵さん(写真)ゲスト渡辺 誠さん(写真)

上越市での暮らしの魅力や情報を、U・Iターンを検討する皆さんにお伝えする「上越市ふるさと暮らしセミナー」を開催しました。今回は「起業・創業」をテーマに、上越市に移住し起業したゲストから移住や起業経緯などのほか、移住前後の暮らしやライフスタイルの違いなどをお話しいただきました。

ゲスト

  • 大澤 理恵 さん
  • 渡辺 誠 さん

(注)セミナーは終了しています。

ゲストトーク内容(一部抜粋)

渡辺さん
 上越市の黒井という場所で、冨塚食堂という飲食店を経営しております渡辺誠と申します。移住してきたのが2年前の2022年6月末で、黒井にお店をオープンしたのが去年、2023年2月4日です。つい3日前に1周年を迎えました。移住して約1年と8ヶ月、長くすんでいるとは言えないですが、とても濃い1年8ヶ月を過ごしてきました。そんな自分ですがみなさまに何か少しでも気になっていることなどにお答えできるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。

大澤さん
 山梨県出身の大澤理恵と申します。大学から就職の8年間を東京で暮らし、結婚を機に上越市に移住しました。移住して大変だったことは、冬の運転や最初の仕事探し、人間関係作りでしたが、何も知らない場所だからこそゼロから始められたり、何回でもチャレンジができたりしていろいろな経験ができたことが良かったと思っています。今、私は高田という地域で4つお店を経営させていただいております。全部の店舗が徒歩5~10分くらいのところに構えているのですが、高田の商店街の中にお店があることで色々な人の交流があるので、この場所を選んですごくよかったと思っています。上越の起業の魅力として思うのは、比較的低コストで始められるという点と、起業の支援の制度を利用できた点です。あとは人と人がつながっている地域だというところもすごく感じていますし、人間関係もすごく、私にとってはちょうどいい場所だと思っています・

フリートークの主な質問と回答

Q、移住後の人間関係や人と人のつながりについて、どのように感じていますか

渡辺さん
 僕の妻が上越市出身で、僕が北海道出身で移住してきて僕は友達が全くいない状態でした。妻は20年ぶりくらいで戻ってきて、昔の友達がいますが関係性を探り探り連絡を取っているようです。僕は、妻がいて妻の家族がいて、自分は目標に向かっているっていうかたちだけで満足できていたので不安とかは基本的になかったです。今は、お店の常連さんや同業者の方など知り合いが増え、相談もできる飲食業界の戦友もいます。人間関係に関しては、嫌な人とは関わらなければいいのではないかと思いますし、僕はこの人大事にしたいなと思ったら改めて「あなたのことが大事です」って自分から伝えることができる人に変われたような気はします。

大澤さん
 私は最初どうやって人間関係広げていったらいいかよく分からなかったです。移住後は最初に企業に勤めていたので、職場仲間とどこか出かけたり、遊んだりしていたので、そこで人間関係が広がるなと感じました。あとは、夫がいろいろな人とすぐ仲良くなれるタイプなので、主人の交友関係のところに一緒に呼んでもらったりして、海に遊びに行ったりすることでも広がったと思います。でも一番は自分でお店を始めてからのほうが、ここのお店を好きに思って来てくださる方との交友関係が広がったなと思います。だから自分のやってみたいこととか好きな事とかで繋がった人間関係ってすごく大人になってからより大切だなと思うので、お仕事は私の中では人間関係づくりで切っても切り離せないものだなと感じています。

渡邊主任
 人間関係作りということで、移住促進係で今年から移住者交流会を開催し始めました。移住して何年目以内や小さいお子さんがいる移住者の方限定など区切って、開催しております。来年度も企画していきたいと思いますので、よければ参加していただいて、それを通じて人とのつながりや人間関係を築いてもらえればと思います。

Q、開業するまでにお店をする場所の現地のリサーチはどのように行いましたか

大澤さん
 現地リサーチはインターネットで空き店舗を探したりして、何店舗かあったので現地に見に行ったり、大家さんに聞いたりもしたが、起業を考えている場所の近くの飲食店の方にも希望に合う物件がないかお話うかがいました。そういった情報がいろいろと勉強になったと思っています。インターネットももちろんそうなのですけど、足を運ぶ情報収集という感じだったと思います。

渡辺さん
 僕の場合は妻の地元が上越ということで、そこに移住したことが先になっているのですが、住むところを決めて、そこから店舗を探して、店舗を探してからやることを決めて開業っていう感じです。店舗が黒井という場所ですが、場所的にちょっと街というよりは工業地帯のようなところです。その工業地帯だというところを逆手にとれるように自分たちがお店をつくっていったっていう感じですね。

Q、渡辺さんは店舗を決めてから、やることを決めたとのことだが、飲食関係をやることは最初から決めていたのか。それとも地域の特性を考えて飲食業をすることにしたのか

渡辺さん
 僕はずっと飲食業に関わってきていまして、ホールも調理場も立ち上げから撤退、何でもやってきました。上越に移り住んでまず飲食店をやろうということは決まっていて、その土地にあわせた何かを臨機応変にやるというように考えていました。お店が工業地帯ということを念頭に置いて、働く人がいる→働く人はおなかがすいている→たくさん食べたい→たくさん食べられるおかずをつくる→じゃあ味付けは…とかいうふうに、何が足りないか何が必要かということを考え、僕が何かできることでできる範囲のものをつくるという感じだったと思います。

Q、大澤さんは、お店をすることは移住するときには考えておらず、最初は就職したとのことだが、開業の経緯や決めては何だったのか

大澤さん
 やりたいことや夢は小さい頃からたくさんあるタイプで、カフェをやってみたいなという思いがそのひとつにありましたが、絶対に飲食店をやりたいと思っていたわけではないです。私は街を知ったり、歩いたり、食べたり、飲んだりすることは好きですが、車の運転が苦手です。高田の商店街の通りは、雪が降っても雨が降っても屋根がつながっている雁木通りというものなので歩きやすいです。移住後、高田商店街に通っていて、何かふらっと入れる場所や1日を通して、お昼を過ぎてもご飯を食べられる場所があったら良いかなぁと思ったことが開業を考えたきっかけです。また、いろいろ方とお話しをして、この場所でお店をやることができたらもしかたら皆さんに喜んでいただけるかもしれないという思いと人との繋がりで今の飲食店を開業することになりました。

Q、上越で新しく仕事を始めるにあたって、自身から自己開示を積極的にやって人との繋がりで得た情報がないと、ネットなどの情報では物件情報などが割とつかみにくかったのではないかと思いますが、実際はどうだったでしょうか

大澤さん
 私もそう感じました。空いていると思った物件は、店舗ではないのかなどといろいろな人に聞いてみて、まだそこに人が住んでいるということを知ることがあったので、やはり人づての情報が一番早くて確かに感じることが増えました。私はお店をしていますが人見知りなので、自分から話しかけていかないと、色々なお話を聞くことができないと思っています。今、お店をやりながら日常的に色んな皆さんと情報交換ができていて、お互いにヒントになるようなことを少しお話しさせていただく場というのが、街のなかにいくつかあって、私自身だけじゃなくてお客様同士や移住者交流の場として、知りたいことやヒントなどがいっぱい生まれるような場所があったら良いなと思います。

渡辺さん
 僕自身は人見知りですが、職場にいる限りは仮面をかぶることができるので、よそよそしくどんどんずけずけと話をしていけます。そういうところでコミュニケーション増やす手段として、お釣りを必ず手渡すような料金態勢にすることや何でもいいのでわかりづらいものをメニューに載せるなど、必ずお客さんとコミュニケーションをとる必要があるようにして、コミュニケーションをとにかく増やすようにしています。会話をしていくうちに僕らも何となく友達とか知り合いが増えていったということにつながっているように思います。僕らも店舗をもっと増やしていくことや中心街に近づきたいと思っている時に、大澤さんがおっしゃった通りで、この店舗はどうなのかな…と思ったらやはり人が住んでいるので、その人にお話しをしようかなというところまで考えていますが、なかなか難しいというのが現状です。そういうところは、なんとかできないかと市役所の方に相談してみたいと思います。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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