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上越市移住オンラインセミナー 「先輩移住者に聞く 上越の暮らし」を開催しました

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月14日更新

セミナーチラシ(画像) 河原さんの写真 清水さんの写真

 上越市での暮らしの魅力や情報を、U・Iターンを検討する皆さんにお伝えする「上越市移住オンラインセミナー」を開催しました。
 今回は「先輩移住者に聞く 上越の暮らし」と題し、上越市に移住したゲストから移住前後の生活スタイルや生活費の変化などをお話しいただくとともに、上越市のU・Iターンの取組についてお伝えしました。

ゲスト

  • 河原 由佳 さん (東京都からIターン)
  • 清水 智彦 さん (長野県からIターン)

(注)セミナーは終了しています。

ゲストトーク内容(一部抜粋)

河原さん​

自己紹介

 私は生まれも育ちも東京都で、国際結婚をし、現在、娘が一人います。仕事は、フルリモートで都内のIT企業に勤務しています。2023年10月に上越市に移住しました。最近、運転免許を取りましたが、今もまだペーパードライバーで、基本的に夫の運転で移動をしています。

上越市に移住した理由

 今回の地方移住を考えるに当たっていくつか条件がありました。一つは東京から車でアクセスできること。車で5時間以内だったらなんとかできるだろうと思いました。二つめは新幹線の駅まで車で30分以内であること。車で行けることも大事ですが、いざとなれば新幹線でピュッと行けるところがいいと思っていました。三つめは東京と比べてあまり暑くないところです。夫は東京の夏が非常に辛くて、いつも汗だくになりながら歩いていて、公共交通機関を使うことは結構なストレスだったので、暑くないというのも条件のひとつにありました。最後に自然豊かな場所というところです。アウトドアのアクティビティが楽しめる場所がいいという条件もあったので、特にこの上越市に魅力を感じました。
 ただ、最初は、夫がたまたま近隣市に気になる物件を見つけ、2月にその市の移住ツアーに参加しました。気になる物件はツアー中に売れてしまって購入できませんでしたが、移住ツアーをきっかけに上越妙高エリアに来て、この自然景観に一目惚れしたこともあり、移住について検討した結果、上越市の方が住みやすいのではないかという結論になり、8月に下見に訪れて、保育園と賃貸マンションを確保して、雪が降る前の10月に引っ越しをしました。

移住後の暮らしについて

 今は市内の賃貸マンションに住んでいます。先日、中古の一戸建てを購入し、夫が頑張ってリノベーションをしています。10月くらいには引っ越したいと考えています。今は夫婦それぞれの仕事場として、私はリビング兼用、夫は娘の部屋兼用で仕事をしていますが、たまにコワーキングスペースなどに行って仕事をしています。冬の週末は、娘がまだ小さいのですが、スキーというか雪遊びをしましたし、春になってからはキャンプやフルーツ狩り旅行に行ったり、公園遊びや市内のイベントにお出掛けしたりとアクティブに動いています。私の実家が東京にあるので時々孫を見せに行っていますし、なんだかんだ用事があったりするので、3~4か月に1度くらい東京に帰省しています。

生活費について

 家賃は大幅にダウンして大体半額になりました。さらに上越市からの家賃補助もあったのでとても助かっています。光熱費は、プロパンガスのエリアに住んでいるのでちょっと上がっています。保育費についても、たまたま以前住んでいた自治体がすごく安かったので、移住してから一時的に上がりましたが、年度が替わって年少児クラスになったので減額になりました。レジャー費は、本当に全然かからずに楽しめています。東京にいたときはお金をかけないと何もできないという状態だったのですが、今は車で公園に行くだけでも楽しめるので、すごく助かっています。あとは車ですね。車については今まで持っていなかったので、新たに購入したのと、その維持費がかかっています。

上越に住んで感じたこと

 海も山も近くて自然豊かな環境が良いと思っています。東京からのアクセスが便利なので、東京に実家がある私としてはとてもありがたいです。渋滞が少なく混雑しないので、移動のストレスが少ないです。東京都内の移動はすごく混んでいるので、上越の渋滞の少なさはすごく素晴らしいと思っています。あとは食事が美味しいし、お手頃価格ですね。今まで東京に住んでいたので買い物は不便を感じるところかなと思っていましたが、必要なものはほとんどそろっているのであまり不自由はしていません。日本海側気候については、まだ慣れていない部分ですが、特に秋冬は曇りの日、雨の日、雪の日が多いと感じていますが、その分晴れの日がすごく楽しいです。特に雨が降った後に晴れると高確率で虹を見ることができました。今まで東京にいてあんまり虹をちゃんと見てなかったり、見ることができたとしても一部だけだったりしたのですが、こちらに来て、本当にきれいなアーチの虹が見られるようになって、「あ、やっぱりいい所に来たなあ」といつも実感しています。上越市内はすごく広いので、場所によって気候が違うところも面白いと思っています。お出掛けの時はいつもお天気のアプリをチェックして出掛けるようにしています。
 お店などの支払いは、日本自体が割と遅れているところだと思っていて、それでも東京では結構キャッシュレスが増えてきたと思っていますが、上越ではまだまだ現金での支払いが多いという印象があるので、ここは少しカルチャーショックでした。
 最後に飲食店です。すてきなレストランが多く行きたいところがいっぱいありますが、なんだかんだ休みが多かったり、営業時間が短かったりとかするので、事前予約や確認をして行くことが大事だなと学びました。まだ移住して一年たっていませんが、移住して良かったと思っています。

清水さん

自己紹介

 妻と子どもの3人で暮らしています。私は長野県の南の方の出身で、30年余りずっとそちらで暮らしていました。

上越市に移住した理由

 3年前に結婚を機に、長野から上越市へ移住しました。なぜ上越市に移住したかというと、妻が上越市出身で、ぜひ地元で子育てをしたいと言われたからです。妻の実家はお米の美味しい地域で、義理の父が米農家をしています。私の出身も田舎で、三兄弟の三番目なのでどこでも行けるという状況でもあったので移住を決意しました。現在は仕事と育児を両立させるべく日々奮闘中です。上越で出会った方々とのご縁を大切にして、繋がりを深めて生活をしています。

住まいについて

 移住前後に不動産業の営業として勤めていたこともあり、移住する前に賃貸物件や家賃補助についてネットで調べ、賃貸物件の決定後に補助金の申請も行いました。その後、しばらくしてからライフプランとして考えていた中古物件を購入しました。住宅を取得する補助金には移住後3年以内の取得という縛りがありましたが、担当者の方とやり取りをして無事に補助を受けることができました。決して補助金が目当てではないですが、人生は借り物競争だと思っているので、助けていただける人を頼って、助けていただける機関を頼って、よりスムーズに充実した生活ができるようにと思い、利用させていただきました。これは情報が無いとなかなか使えないものなので、ネットで調べて、窓口に電話をして相談すると良いと思います。
 今後も地震の心配があると思いますので、地震に対してのリフォーム補助金や、中古物件のリノベーションの費用に対する補助なども利用できれば利用したいと思います。

移住後の生活について

 30年以上長野県に住んで、その間に構築してきた人脈や仕事の関係などがゼロになってしまいました。当然、上越に友達もいなかったということもあり、よく言えば心機一転、新たな人脈を形成するためにいろいろなところに出掛けています。逆に言うと、妻の実家を中心に生活を行っているので、頼れるのは家族のみという状況でした。
 今後の展望ですが、会社と自宅の往復になってしまいがちなので、こういった会に参加していろいろな人と繋がっていきたいと思っています。
 僕が移住した高田地区は、高田城址公園のお堀の近くです。自治会の繋がりも感じられるので、今後、地域の繋がりも大事にしていきたいと思っています。
 大変だったことはやっぱり雪が多いことです。左右の隣の家のおじいさんはご高齢ですが、雪かきがすごく得意でいらっしゃって、「私も頑張らなくちゃ感嘆符(通常)」と思わされるところがいいと思っています。
 私はまだ移住して3年と期間が短いので、上越の魅力を十分に把握できていないのですが、子どもの成長に合わせて行動範囲を広げていけたらいいなと思っています。仕事と子育ての両立が最大のテーマで、なかなか大変なことも多いですが、近くに子育て支援センターなどもあるので、楽しみながらやっていきたいと思っています。僕の決意みたいなプレゼンになってしまいましたが、ご清聴ありがとうございました。

フリートークの主な質問と回答

Q:上越市でおすすめのおでかけスポットを教えてください

河原さん
 たくさんありますが、お子さんが小さい時は特に室内の遊び場を使うことが多いと思います。そういった場所では、オーレンプラザや市民プラザのこどもセンターに遊びに行っています。あとは個人的に水族館が好きなので、2~3回くらい行けば元がとれる年間パスポートを買って、「うみがたり」という水族館にちょこちょこ遊びに行っています。

清水さん
 全部河原さんに言われてしまいましたが、オーレンプラザと市民プラザには出掛けしていますし、私も「うみがたり」の年パスを買っています。また、近隣市や隣県にも魅力的で充実した子育て施設があって、いろんなところにお出掛けしているので飽きません。

Q:美味しいおすすめの品は

河原さん
 用事があって東京に行きますが、その時にいくつかお土産を頼まれています。そのリクエストであったのが、高田城址公園の桜の木のチップが使用された燻製のおかきです。この評判がよくて、だいたいどこに持っていってもすごく気に入ってもらえています。

清水さん
 私の出身の長野県は山なので、海に憧れがあるのですが、海沿いに行くと、牡蠣を生で食べることができたり、海鮮丼を買ったりすることができます。いわゆる『リアル玉手箱や~』という風に思っているのでおすすめです。画面を通した言葉では伝わらないので、まずは食べに来てもらいたいと思います。

Q:東京から移住された河原さん 移住にかかった経費を教えてください

河原さん
 これは本当に人によって変わると思います。私たちの場合で何にお金がかかったのか考えると、まず、下見が必要なので下見にかかる経費です。あとは引っ越しが東京・新潟間なので、ある程度引っ越しの料金もかかります。多分、基本的に最初は賃貸住宅に住むことが多いと思うので、そのアパートの契約など賃貸住宅の費用。また、私たちは、車を新しく購入したのでその費用です。車関連で冬のスタッドレスタイヤは必須なので、そのタイヤの交換費用も含めて見積もっていただくと良いのではないかと思います。あとは特に移住に必要というわけではないですが、アウトドアの機会が増えるところに引っ越してくると、やっぱり色々やりたくなってきてしまって、移住してすぐにリサイクルショップでスキー用品やキャンプ用品などを結構そろえてしまいました。

Q:清水さんは、仕事をどのように探しましたか 求人を探すポイントはありますか

清水さん
​ 私はこれまでに人材派遣の営業をしていました。まずは、できるだけ長い期間をかけてインターネットのハローワークサービスを活用して探してほしいです。民間で有料の職業紹介もあると思いますが、まずは自力でハローワークを活用して探すといいのではないかと思います。また、現在勤められている職種を中心に探された方がいいと思いますし、上越市もDX、ネット関係を進めているので、都市部で働いている方は多分パソコンに強い方が多いと思うので即戦力になれると思います。これを履歴書等でPRしていただければいいと思います。私はこのような感じで仕事を探しました。

Q:土地勘がない中での賃貸住宅の探し方のポイントを教えてください

河原さん
 上越市はすごく広いので、どこで探そうか悩んでいましたが、不動産紹介サイトなどで条件に当てはまる場所を探したら中心部になりました。中心部の中で、高田エリアにするか直江津エリアにするかの2択になりましたが、私たちは海の近くではない方がいいと思っていたので、高田エリアに絞って探しました。実際に探す際は、上越市の地理がなんとなく頭に入っていると分かりやすいと思います。上越市では地域自治区というものがありますが、土地感がないとその区がどこにあるのかがよく分からないので、区の位置なども踏まえて、なんとなくこの場所にはこういうものがある、と分かると生活のイメージがしやすいのではないかと思います。私たちの場合は、最終的に戸建て住宅の購入を見据えて賃貸住宅に住んでいたので、大体自分たちがどのあたりに住みたいのかなっていうのをなんとなく目星をつけながら賃貸住宅もその近くのエリアにしました。あとは、ちょっと雪の心配があったのと、ガスがプロパンなのか都市ガスなのかです。ガスについては、最終的に妥協してしまいましたが、雪に関しても住宅によって異なります。私たちはそれほどほかの賃貸住宅を見ていないのですが、ひとつ見たところはカーポートがあって、車の雪下ろしの必要がなく冬でも車を出すのがすごく楽そうでした。私たちの場合は3LDKで探していたのでちょっと選択肢が少なかったこともあり、屋根のない駐車場のマンションを借りています。

清水さん
 私も同じで、河原さんに言っていただいた通りです。上越市は、海があって、東側に向かって山麓線、上越大通り、バイパスの3本の大きな道路に沿った高田、直江津、春日山周辺であれば利便性が高いので、そういった視点で探されるといいと思います。あとは予算と現在の間取りを基準にして、広くしたいのか、現状の広さでいくのか。また、先程もお話があったように、雪の関係で消雪設備がついているのか、カーポートがあるのか。そこは不動産屋さんに聞けば教えてくれるので、そこも検討してもらうと良いと思います。道路除雪の後には、家の前に雪がこんもりとなるのが雪国あるあるなので、内見は雪のときに行くのがいいです。雪の時に見ることで、「消雪装置から水が出ているな」とか「消雪装置があってもあんまり水が出てないな」などを見ることができます。アパートあるあるなのですが、最初に出掛ける人が道路に出るまでの雪かきをするというルールなので、早朝勤務の場合は雪かきをしてから出ていく。夜や朝方に帰ってきたら、雪かきをしてからでないと駐車場に入れないといったような「あるある」もあります。

河原さん
 物件によっては管理人が除雪をしてくれたり、管理業者が除雪業者を手配してくれていたりすることがあるので、内見の時にしっかり確認すると良いと思います。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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