城下町高田には、歴史や文化が漂う個性豊かな町家や雪国の伝統的な建築物である雁木が現存しています。
「越後高田町家三昧」では、皆さんのまちなか散策の参考となるよう、歴史ある高田の町家や雁木を紹介します。
高田の歴史・文化については城下町高田の歴史・文化をご覧ください。
第45回高田城址公園観蓮会(7月13日(土曜日)~8月25日(日曜日))に合わせ、下記のイベントを開催します。
観蓮会の詳しい情報は、上越観光Navi(外部リンク)<外部リンク>をご覧ください。
高田をよく知る地元ガイドが高田の町家や歴史について解説します。
7月27日(土曜日)、28日(日曜日)、8月3日(土曜日)、4日(日曜日)、10日(土曜日)、11日(日曜日)
午前11時から午後2時まで
町家交流館高田小町(上越市本町6丁目3番4号)
町家には、外観からは想像がつかないほど魅力的な空間が広がっています。
高田のまちの懐かしく、新しい魅力が詰まった雁木や町家巡りをしてみませんか。
(注)個人が所有する町家については、内部見学ができない場合があります。公開日などをご確認の上、お出かけください。
まち歩きには城下町高田まち歩きガイドブックが便利です。詳しくは城下町高田まち歩きガイドブックをご覧ください。
市では、高田のまちなかを散策する方が、町家を見学できるよう市ホームページで紹介しています。
通年で見学可能な町家や、高田城址公園観桜会及び観蓮会等の時期のみ見学可能な町家の情報がありましたら、文化振興課(025-520-5629)までご連絡ください。
(注)左から「建物外観」、「チャノマ」
(注)左から「バテンレース制作体験」、「アーティフィシャルフラワー制作体験」
詳しくは、旧今井染物屋のページをご覧ください。
月曜日(この日が休日に当たるときはその翌日)、休日の翌日、12月29日から翌年1月3日まで
午前10時~午後5時
無料
上越市大町5丁目5番7号
旧金津憲太郎桶店は、江戸時代末期の町家と推定されています。桶職人の仕事場など、懐かしい暮らしの様子が見られます。
詳しくは、旧金津憲太郎桶店のページをご覧ください。
(注)令和6年能登半島地震の影響により、一般公開を中止しております。
(注)左から「建物内に残る桶道具」、「チャノマ」
上越市仲町4丁目6番7号
明治時代に建てられた町家「旧小妻屋(こづまや)」を再生・活用した交流施設です。集会、イベント、文化活動のほか、城下町高田のまち歩きの休憩、案内所としてご利用ください。また、雁木などの高田の歴史に関する展示や、町家の特徴である吹抜け、土蔵を見学できます。
詳しくは、町家交流館高田小町のページをご覧ください。
(注)左から「建物外観」、「お休み処」
第4月曜日(この日が休日にあたるときは、その翌日)
12月29日~翌年1月3日
午前9時~午後10時
(注1)4月~11月の貸館利用がない日は、午前9時~午後7時
(注2)12月~翌年3月の貸館利用がない日は、午前9時~午後6時
上越市本町6丁目3番4号
城下町高田は、およそ40の「個別町」から構成されていました。大町通り沿いには、南から「上職人町」「下職人町」「新職人町」と呼ばれる個別町があったことから、職人の町であったことがうかがえます。
大町5丁目周辺では、現在でも長く続く雁木通りや紋屋「モンヤ」、塗師屋「ぬしや」など、昔ながらの看板を見ることができます。
(注)左から「昔ながらの看板」、「職人町に住む職人」
(注)左から「昔ながらの看板」、「職人町の町家の内観」
不定期(基本的に外観のみ)
(注)個人所有の町家になるため、内部は基本的に見学できません。
(注)外から作業場の様子を見学することはできます。
上越市大町5丁目3番17号
住居であった町家を活用し、地元市民手作りの「和雑貨」などを展示しています。お休み処としても開設していますので、お気軽にお立ち寄りください。
毎週土曜日 午前10時~午後2時
(注)その他、大町5丁目周辺のイベント時に開設する場合があります。
上越市大町5丁目5番3号
慶長19年(1614年)創業、江戸時代から14代続く毛抜き職人の技や品々をショーウィンドウで紹介しています。初代高田城主・松平忠輝も愛用していました。
現在は住居になっているため、ショーウィンドウのみ見学可能
上越市本町7丁目1番22号
昭和12年(1937年)築で麻糸商の住居であった「麻屋高野」を改装し、三味線を片手に村から村を旅した盲目の女旅芸人「瞽女(ごぜ)」の資料を紹介するとともに、瞽女を鮮烈な赫(あか)で描いた「斎藤真一」の作品や記録映像を見ることができるミュージアムです。
詳しくは、瞽女ミュージアム(外部リンク)<外部リンク>のホームページをご覧ください。
(注)左から「建物外観」、「建物内観」
午前10時~午後4時
協力金として大人500円、学生300円、障がい者・小中学生無料
上越市東本町1丁目2番33号
明治元年(1868年)秋、越後高田の大鋸町(おがまち)(現:仲町6丁目周辺)に「ますや」が建造されました。(「ますや」とは、「桝屋自転車店」を経営していた町家所有者がつけた屋号のことです。)江戸時代の名残である低い屋根の造り「差し掛け」となっており、現存する古い町家の1つです。
現在は、頸城平野の郷土史とまちづくり活動を研究支援するNPO法人の拠点として利用されています。(資料提供:頸城野郷土資料室)
(注)左から「建物外観」、「建物内観」
毎月第2週の金曜日、土曜日及び日曜日の事務所を開設している時間
(注)事務所を開設している日は、内部見学が可能
上越市仲町6丁目5番1号
幸村家住宅は、大正6年(1917年)に建てられた元鉄工場主の住まいであり、見事な欅造りの吹抜けと、漆塗りの箱階段、渡り廊下、自作の鉄製手摺は必見です。また和室の造作と繊細な建具も、大正浪漫を奏でています。
能登半島地震の影響により、当面の間見学を中止しています。
上越市仲町6丁目2番24号
昭和10年(1935年)建築の町家を生かした和雑貨豊富な呉服店です。
町家の特徴である高い吹抜けの梁組を見ることができます。
(注)左から「建物外観」、「建物内観」
不定期
平日:午前10時~午後6時
土曜日、日曜日・祝日:午前10時~午後5時
上越市本町7丁目3番22号
町家をリノベーションし、新潟県内産の野菜やお米などを提供している町家の八百屋です。
月曜日~水曜日
木曜日、金曜日:午前11時~午後6時30分
土曜日、日曜日:午前11時~午後5時
(注)季節によって、営業時間が変更となる場合あり
上越市東本町1丁目3番49号
江戸時代末期の創業当初からの醸造方法をほとんど変えずに人力と木の桶を使用し、町家で醤油と味噌造りを行っています。希望する場合は、醸造用の杉大桶を見学することもできます。
(注)左から「石畳が印象的な建物前の雁木通り」、「醸造用の杉大桶」
不定期
詳細は高野醬油味噌醸造店へお問い合わせください。(025-523-2636)
上越市北本町1丁目3番18号
兎に角は、元足袋問屋をリノベーションして、コーヒーショップ、シェアキッチン、オフィスが入った複合施設です。色々な人がシェアして使うことで成り立つ町家の内部では、築約150年の空間を体感できます。
(注)左から「建物外観」、「建物内観」
火曜日、水曜日
午前11時~午後5時
上越市仲町4丁目3番14号
長野県に本社を構える運送会社の新潟における拠点です。オフィス内は、至るところに町家の魅力が残されています。お休み処を兼ねているので、営業時間内であれば、誰でも自由に見学・休憩が可能です。
(注)左から「建物外観」、「建物内観」
土曜日、日曜日、祝日
午前9時~午後5時
希望すれば、事務所内も見学可能
上越市仲町5丁目4番25号
元々タンス店として使用されていた建物で内部には、タンス作りの部材などが残っています。現在は、東本町界隈の歴史を観光客や市民に向けて発信していく拠点として、町おこしのイベントなどを行っています。
また、毎月第4週の土曜日及び日曜日には生活雑貨や古本、骨とう品等の販売を行う我楽多市(がらくたいち)を開催するとともに、建物内部の公開とガイドを併せて実施しています。
(注)我楽多市(がらくたいち)開催日以外の日の見学には事前連絡が必要です。見学の申し込みや問い合わせは下記の連絡先へお願いします。
(注)左から「建物外観」、「建物内観」
午前9時~午後5時
上越市東本町2丁目1番17号
永見 完治さん(090-2970-1935)
城下町高田のまちの魅力をもっと詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。