地元学とは、地域に暮らす方々の生活や知恵を、外部の新鮮な視点で発見し、ありのままに伝える活動です。「ないものねだり」ではなく「あるもの探し」を合言葉に、日常の中に隠れた地域の宝物を掘り起こします。 具体的には、1.住民への聞き取り、2.写真と手書き文字による見える化、3.地域への発表、という3ステップで行います。地域の皆さんが当たり前だと思っている暮らしの中に価値を見出し、自信と誇りを取り戻すきっかけをつくることが目的です。学生にとっては、聞き取りの中での対話を通じて地域の現状を学び、多角的な視点を養う実践的なフィールドワークの場となっています。
令和7年度に地元学ワークショップを行った大島区と牧区は、令和5年度から地区別まちづくり推進事業に取組む中で、豊かな里山資源や独自の文化を抱える一方で、人口減少に伴う次世代への継承が地域の課題として取り上げられました。そこで本ワークショップでは、上越教育大学と新潟大学の学生が聞き手となり、住民の暮らしに根差した知恵や技、その背景にある想いをヒアリングを通じて丁寧に掘り起こしました。住民が日常の中で見過ごしがちな魅力を、学生の新鮮な視点で「地域の宝」として再発見し、写真や手書きの文字で分かりやすく見える化し、住民に発表することでその価値を共有しました。この活動を通じて得られた知見は、実効性のある定住促進策や地域振興に向けた施策を検討するための重要な指針として活用していく予定です。
令和7年11月23日(日曜日・祝日)、24日(月曜日・振替休日)
働(菖蒲地区)、自然(大島地区)、食(保倉地区)、里山資源・暮らし(旭地区)
令和7年11月27日(木曜日)、28日(金曜日)
農業(雪太郎大根、棚田米)、農村文化(縄ない)、農村文化(花きの栽培、ちまき製造)、交流促進(農家民宿・どぶろく醸造)

