政策形成に必要な基礎的情報のデータベース化
- これまで整備を行ってきた人口や地域資源情報の統計データベースについて、定期的な更新や分析作業に加え、新たに住民の健康度分析を行い、地区別のまちづくり支援を念頭に置いた拡充を行いました。
- 庁内外からの照会や勉強会講師、市内教育機関での講義などを通じた情報提供を行いました。
介護分析
市内地区別のまちづくり(地域自治)を推進する際には、客観的な現状分析が重要であり、人口や健康面での指標などによりQOLを考えていく必要があります。本調査では、介護保険データに着目し、市内地区別の健康度分析を行うことによって、地域づくりを健康づくりの視点から考え、地域づくりを通じた健康づくりを推進する基礎情報とするため、分析を行いました。
上越市内地区別の地域介護分析について(報告書) [PDFファイル/2.83MB]
まちづくり人材の養成・交流機会の創出
- 当市の持続可能なまちづくりを支援する当研究所の取組紹介や課題共有のためのシンポジウムを開催しました。
- 全自治区において地区別のまちづくりに係る地区内の組織や団体に関わる構造を見える化した「地元関係図」を作成するともに、活用手法に関する職員研修を行いました。
- まちづくりへの子どもたちの参画を促すため、市内教育機関等と連携してレゴブロックを使ったワークショップを開催し、地域におけるまちづくりの機運醸成を図りました。
経済循環及び地域学習に関する調査研究
- 当市の特徴的な地域資源である米関連産業に焦点を当て、米の生産・流通・消費の流れや地域で生み出される所得などの経済循環構造の現状を把握する基礎調査を行いました。
- また、調査結果を踏まえ、関係事業者や団体等と米の生産・流通・消費に係る今後の可能性や検討課題などについて意見交換を行いました。
調査結果は上越市地域経済循環分析をご覧ください。