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直江津舟方節

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印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月25日更新

直江津船方節を踊っている様子(写真)

直江津船方節を披露する波路会

  • 認定番号:7
  • 名称:直江津舟方節
  • (名称ふりがな)なおえつふなかたぶし
  • 地域:直江津区

北前船の船乗りたちによって伝えられた、軽快で威勢の良い踊り

 「直江津船方節」の元唄は、島根県の海岸部一帯と瀬戸内海の島々に今も唄われている「さんこ節」から派生した「出雲節」や「安来節」と言われています。「出雲節」や「安来節」は、北前船などの船乗りたちによって酒の席での「騒ぎ唄」として、形を変えながら日本海沿岸の港に伝えられました。

 北前船の寄港地であった上越市にも、現在の直江津が越後今町と呼ばれた1600年代に同系の唄が伝わりました。同系の唄として、「能代船方節」「酒田船方節」「秋田船方節」などがあります。
 直江津舟方節はもともと「直江津船音頭」と呼ばれていましたが、昭和の初めに、現在の名称に改められました。

 直江津舟方節の囃子言葉には以下のとおりの意味があり、酒の席や祝いの席でも唄われました。

  • ハァ(物事の始まりを表す)
  • イヤサカ(弥栄と書き 一層栄えるように)
  • サッサ(素早く手際よく物事を行う様)
  • ヤッショイ(やってくれ)
  • マカショイ(まかせろ)

活動団体

直江津民謡保存波路会

活動内容など

直江津の民謡の保存、継承するための活動を行っています。

  • 民謡の保存・伝承活動
  • 子供たちへの踊りの指導
  • イベント等での踊りの披露
  • 毎週木曜日に練習を実施

活動団体からのメッセージ

 出雲の「安来節」が北前船により、直江津に伝わったのが1600年頃と言われています。越後の文化・風土に溶け込んで現在の曲調になりました。
 波路会も設立100年になります。先人より「浜っ子の芸能」を伝える為に、昭和49年第1回「直江津民踊流し」、平成2年より全国大会出場、そして平成11年に25年間望んでいた「舟方節」が直江津の町内会、財政界の方々の後押しにより、ようやく「民踊流しに参入」出来ました。
 これからも「地域の宝」として直江津の皆さまと共に伝えて参りますので、御後援お願い申し上げます。

関連情報

その他の「地域の宝」

「上越市「地域の宝」を認定しました。」をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ先

上越市

〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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