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2026年度(令和8年度)の展覧会

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年3月13日更新

企画展のほか、古径記念室にて、小林古径の作品を常設展示しています。
各展覧会の詳細は、展覧会ページをご覧ください。

(注)会期・内容等が変更になる場合があります。

生誕100年 舟見倹二 ストライプの彼方へ(令和8年3月20日~6月21日)

舟見倹二 空間(画像)

舟見倹二「空間」(個人蔵)

上越市出身の美術家・舟見倹二(1925-2020)の芸術を回顧する公立美術館では初の展覧会を開催します。舟見は父親が舎監をしていた高田偕行社で幼少期を過ごし、美術品や音楽が身近にある環境で育ちました。戦後は高田で教員をしていましたが、絵を描きたい気持ちが抑えられず油絵制作を始め、東京藝術大学に内地留学を果たします。やがて作品は油絵から版画、そしてBOXARTなどの立体作品へと展開していきました。中でもストライプを表したシルクスクリーン版画は海外のコンクールにも出品し高い評価を受けています。本展では、美術家・舟見倹二の多彩な制作活動の軌跡をたどります。

夏の雪(令和8年7月4日~9月27日)

村山陽 雪の朝(画像)
村山陽「雪の朝 駐車場俯瞰​」(小林古径記念美術館蔵)

上越地方に生きる人々は、古来より「雪」とともに生きてきました。江戸時代「この下に高田あり」と高札が立てられたほどの豪雪地帯であるここ高田の地では、冬期間でも人々の往来ができるよう家の前に張り出した庇である「雁木」が造られ、今も利用されています。
上越ゆかりの芸術家たちは、雪の世界の中での生活を創作活動へ生かしてきました。本展では「雪」からインスピレーションを得て制作した作品や、雪をテーマとした作品を紹介します。作家たちはどんな思いを持ってどのように雪を表現してきたのでしょうか。作品に表れる多様なイメージや表現について紹介します。

小杉放菴展 放菴のこころ 赤倉に描き、高田に息づく(令和8年10月10日~12月6日)

小杉放菴 花咲爺(画像)
小杉放菴「花咲爺」(個人蔵)

栃木県日光市に生まれた小杉放菴(1881~1964)は、はじめ文展を中心に作品を発表し、油彩画家として日本美術院洋画部や春陽会の設立に尽力しました。しだいに作品制作の中心が油彩画から日本画へと移り、古典を題材とした日本画作品を残しました。
放菴は昭和20年から新潟県赤倉の別荘「安明荘」に移住し、没年まで赤倉で作品制作を行いました。絵画のほか短歌も多く制作して多芸な才能を発揮するとともに、高田(現上越市)の文化人とも親交を深めました。本展では、放菴の油彩画・日本画・短歌作品に加えて、赤倉での生活や高田での交流を示す資料を通じて放菴の魅力を紹介します。

油絵って、おもしろい!(令和9年1月5日~3月7日)

牧野虎雄 小春(画像)
牧野虎雄「小春」(小林古径記念美術館蔵)

「絵画作品」と聞けば、多くの人はまず「油絵」を思い浮かべるのではないでしょうか。キャンバスに絵具を少しずつ重ねていくことで生まれる深みや質感が油彩画の魅力の一つといえるでしょう。
上越市内でも油彩画を楽しむ方は多く、県展・市展には毎年数多くの作品が並んでいます。しかし、油絵具が学校で使う水彩絵具とどう異なるのか、あるいはどのような特徴をもつのかを説明できる人は、案外多くないかもしれません。本展では、当館所蔵の油彩画コレクションから見どころを絞って紹介し、油彩画ならではの表現の面白さに迫ります。