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祈りの心象 柴田長俊展 

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月5日更新

柴田長俊展ポスター(画像)

「祈りの心象 柴田長俊展」展覧会チラシ [PDFファイル/1.44MB]

 昭和24年上越市に生まれた柴田は、高校時代に柳田國男を耽読し、民俗学に興味をもち、学生時代からインドやネパール、イラクを訪れ、その土地に根付く人々の生と死に関する信仰や祈りの姿を取材しました。昭和51年に多摩美術大学大学院を修了すると第3回創画展に初入選にして創画会賞を受賞し、昭和63年に39歳で創画会会員に推挙されました。以降、柴田は創画会を中心に活動し、人間の生と死、中世ヨーロッパの「巡礼の道」、故郷・上越の自然風景など、生涯を通じて「祈りの風景」を描いてきました。

 柴田は日本画家として活躍するほか、ステンドグラスのデザインを行うなど、令和4年1月に72歳でなくなるまで多彩な創作活動を行いました。ステンドグラス作品は上越妙高駅を始めとする市内の公共施設に設置され、今も多くの方から親しまれています。

 本展覧会では、当館コレクションを中心として日本画及びステンドグラス作品を展示し、柴田に内在する「祈りの心象」を紹介します。

イベントの情報はこちら

会期

令和6年3月23日(土曜日)~6月23日(日曜日)

休館日

月曜日及び祝日の翌日

(注)観桜会期間中(3月29日~4月14日)及びゴールデンウィーク期間は無休

開館時間

午前9時~午後5時

(注)4月1日~4月14日は午後7時まで延長開館

入館料

入館料

入館料
区分 個人 団体 障がい者手帳をお持ちの方と
介助者1名
年間入館券 5館共通入館券
一般 510円 410円 260円 1,500円 1,000円
高校生 260円 210円 130円 750円 500円
小学生・中学生 (市外) 260円 210円 130円 750円 450円
  1. 団体料金は20名以上の場合、1名についての料金です。
  2. 幼児および市内の学校に通う小学生・中学生は無料です。
  3. 特別展はその都度料金を定めます。
  4. 入館料の減免につきましては、下記をご覧ください。

入館料の減免

20パーセント減免対象者

  • 「上越勤労者福祉サービスセンター」会員とその家族(会員証を提示ください)
  • 「八十二文化財団会員証」提示者および「八十二文化財団割引優待券」をお持ちの方

(注)5館共通券など、ほかの割引との併用はできません。

50パーセント減免対象者

以下のいずれかに該当する方の入館料が半額となります。

  • 「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方。
  • 身体障害者手帳(1~3級)・療育手帳(A)をお持ちの方はその介助者1名についても同様の減免が適用されます。
  • 「Jネット会員証」提示者。
  •  スマートフォンで使える障害者手帳アプリ「ミライロID」(MIRAIRO ID)(福祉課)もご利用いただけます。

(注)5館共通券など、ほかの割引との併用はできません。

全額減免対象者

以下のいずれかに該当する方の引率者・付き添い・介助職員について、入館料が無料となります。

  • 身体障害者福祉法に基づく身体障害者更生施設、その他の福祉法に基づく福祉施設及びこれらに類する施設の入・通所者が責任者に引率されて入館する場合。
  • 介護保険制度の要支援認定者・要介護認定者が、介護業務を目的とする法人事業者に引率されて入館する場合。

観桜会期間中の交通規制について

観桜会期間中(3月29日~4月14日)は高田城址公園付近の交通規制があるため、美術館駐車場は利用できません。駐車場については、係員の指示に従ってください。

最新の情報は、上越観光ナビ(外部リンク)<外部リンク>でご確認ください。

展示構成と展示作品 (一部)

第1章 生と死への祈り・聖地巡礼

高校時代から柳田國男を耽読し、民俗学に興味を持った柴田長俊はインドやネパール、イラクなどを訪れ、その土地に根付く人々の生と死に関する信仰や祈りの姿を取材しました。多摩美術大学大学院修了の年には創画展初入選にして創画会賞を受賞し、画壇での地位を築きました。その後も創画会を中心に活躍し、人間の生と死をテーマとした作品や「巡礼の道」と題した中世ヨーロッパの祈りの姿などを描きました。

本章では各地を旅して感じた人間の生と死、信仰や巡礼などの取材から感じた柴田の心象風景を描いた作品を展示します。

柴田長俊「天境」(昭和62年)作品画像 「星の夜 星への旅 」(平成9年)作品画像

(左)「天境」昭和62年、当館蔵 (右)「星の夜ハイフン、負符号星への旅ハイフン、負符号」平成9年、当館蔵

第2章 故郷の風景を描く ハイフン、負符号久比岐野十二景

民俗学的見地からヨーロッパや中東を訪れて祈りの風景を描いてきた柴田は、故郷である上越の風景にも目を向けます。子どもの頃から見慣れた山や雪の風景にも自然に対する畏敬の念や自然信仰という「祈り」を感じます。柴田は平成13年から4年間にわたって上越の四季を描き、「久比岐野十二景」が完成します。本作は柴田の故郷への想いを込めた「連作叙景詩」ともいうべき作品であり、そこには上越の風土に内在する自然への祈りが感じられます。

本章では12作品からなる「久比岐野十二景」を柴田の言葉とともに展示します。四季折々の上越の風景とともに、故郷に対する柴田の心の光景を感じてください。

「寒月」久比岐野十二景 作品画像 「翼雲」久比岐野十二景作品画像

(左)寒月「久比岐野十二景」2月、当館蔵、(右)翼雲「久比岐野十二景」5月、当館蔵

参考出品 光のデザイン―ステンドグラス作品

柴田は日本画作品のほかステンドグラス作品のデザインも手掛けました。旧上越観光物産センターや雁木通りプラザ、高田駅、上越妙高駅など市内の公共施設に設置され、市民に広く親しまれています。柴田はステンドグラスについて、「日本画にはない透明感があり、個々のガラスに手吹きをした人の想いが込められている」と語っています。このガラスを組立てることによって、光をデザインし、ステンドグラス作品を透過した光が豊かな表情をみせてくれます。

ここでは参考出品としてステンドグラス作品「遊動」と「森の贈り物」を展示するとともに、市内各施設に設置された柴田のステンドグラス作品を画像で紹介します。

「遊動」(左)平成3年 作品画像 「遊動」(右)平成9年 作品画像

「遊動」平成9年、当館蔵

展覧会関連イベント

申し込み不要、参加費無料(要入館料)です。

学芸員によるギャラリートーク

学芸員によるギャラリートーク(画像)

  • 日時:4月27日(土曜日)、5月25日(土曜日)、6月8日(土曜日) 午後1時30分~
  • 会場:展示室
  • 対象:どなたでも
  • 内容:学芸員による作品解説を行います。

美術館庭園&古径邸建築ツアー

4月末~5月上旬の庭園の様子(写真) 

  • 日時:5月4日(土曜日)午後2時~3時 雨天時は古径邸を中心にお話しします。
  • 会場:小林古径邸・庭園
  • 対象:どなたでも
  • 内容:新緑の美しい時期に合わせ、美術館庭園の散策と、古径邸の建築の見どころを紹介します。

「国際博物館の日」記念無料入館

  • 日時:5月18日(土曜日) 午前9時~午後5時
  • 内容:国際博物館の日を記念して、施設の無料開放を行います。