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これってこわい?

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年6月20日更新

企画展「これってこわい?」チラシ画像

企画展「これってこわい?」チラシ [PDFファイル/1.61MB]

美術館に展示してある作品は、美しくて楽しいものばかりではありません。一見しただけではわからないけれど、実はこわい場面や不思議なものが描かれていることがあります。

過去の作品を振り返ってみても、人類は美しいとは言いがたい、奇異な作品を生み出してきました。視覚的に恐怖を感じさせる作品、美しいものをわざと奇妙に表したり大胆に変形したりした作品、生み出された背景を知ることで不気味さを感じる作品など、その表現はさまざまです。不思議なことにそのような作品は、鑑賞者の心を強く揺り動かす力を持っています。

本展では所蔵品の中から、美しさだけでなく、ある種のこわさや気味悪さを感じる美術作品を紹介します。作品を観て感じる「ぞわぞわ」、「ゾクゾク」や「モヤモヤ」といった違和感と向き合ってみてください。

 イベントの情報はこちらをご覧ください。

会期

2025年(令和7年)7月5日(土曜日)から9月21日(日曜日)まで

休館日

月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、7月22日(火曜日)、9月16日(火曜日)

7月21日(月曜日)、8月12日(火曜日)から8月18日(月曜日)、9月15日(月曜日)は開館

開館時間

午前9時から午後5時まで

入館料

入館料

区分 個人 団体 障がい者手帳をお持ちの方と
介助者1名
年間入館券 5館共通入館券
一般 510円 410円 260円 1,500円 1,000円
高校生 260円 210円 130円 700円 500円
小学生・中学生 (市外) 260円 210円 130円 700円 450円
  1. 団体料金は20名以上の場合、1名についての料金です。
  2. 幼児及び上越市内の学校に通う小学生・中学生は無料です。
  3. 入館料の減免につきましては、下記をご覧ください。

入館料の減免

20パーセント減免対象者

  • 「上越勤労者福祉サービスセンター」会員とその家族(会員証を提示ください)。
  • 「八十二文化財団会員証」提示者および「八十二文化財団割引優待券」をお持ちの方。

(注)5館共通券など、ほかの割引との併用はできません。

50パーセント減免対象者

以下のいずれかに該当する方の入館料が半額となります。

  • 「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方。
  • 身体障害者手帳(1級から3級)・療育手帳(A)をお持ちの方はその介助者1名についても同様の減免が適用されます。
  • 「Jネット会員証」提示者。
  • スマートフォンで使える障害者手帳アプリ「ミライロID」(MIRAIRO ID)(福祉課)もご利用いただけます。

(注)5館共通券など、ほかの割引との併用はできません。

全額減免対象者

以下のいずれかに該当する方の入館料が無料となります。

  • 身体障害者福祉法に基づく身体障害者更生施設、その他の福祉法に基づく福祉施設及びこれらに類する施設の入・通所者が責任者に引率されて入館する場合の引率者・付き添い・介助職員等。
  • 介護保険制度の要支援認定者・要介護認定者が、介護業務を目的とする法人事業者に引率されて入館する場合の引率者・付き添い・介助職員等。

無料入館デー

  • 7月19日(土曜日)は美術館ファミリー・デーとして、上越市在住の18歳以下の方および一緒に入館する家族2名まで無料で入館することができます。作品を見ながら家族でお話ししませんか。

展示構成と展示作品(一部)

第1章 異界へようこそ​

美術作品には、見る人をその世界へ誘い込むような、得体のしれない、けれども不思議な魅力を持ったものが数多くあります。ぱっと見てすぐに恐怖を感じる作品、ほの暗くどこか不安な気持ちにさせる作品、現実世界ではありえないものを表現した幻想的な作品など、その表現はさまざまです。

ここでは、まるで異界に迷い込んでしまったかのような、不思議な、少しおそろしいような気持ちにさせる作品を紹介します。

 峯田敏郎「雲のある街」(作品画像) 橋本龍美「草ん中」(作品画像)

第2章 「こわい」の正体​​

どうして美術作品を見て「こわい」と感じるのか、不思議に感じるのか。その理由は描かれているものや、その作品を見る鑑賞者によって異なります。作品を見たとき、なぜ自分が「こわい」という感情を抱くのか。それは作品と自分自身の対話の中で見えてくることかもしれません。

ここでは、キーワードをヒントに作品を読み解きます。作品の前に立ったとき、あなたはどのような印象を受けるでしょうか?あなたなりの「こわい」の正体を見つけてください。

福岡奉彦「黙過」(作品画像) 矢野利隆「人穴 ナニモナイウチガワ」(作品画像)

展覧会関連イベント

展覧会に合わせ、さまざまなイベントを開催します。お気軽にご参加ください。

(注)状況により、イベントの日程・内容の変更や、開催が中止になる場合があります。

申し込みが不要なイベント

美術館ファミリー・デー

  • 日時:7月19日(土曜日)
  • 内容:上越市在住の18歳以下の方および一緒に入館する家族2名まで無料で入館することができます。
    学芸員が、午前10時と午後2時から子ども向け作品鑑賞会「こわいのひみつをさがせ!」を行います。

申し込みが必要なイベント(7月8日午前9時より受付開始)

イベントの申込開始日時より、メールにて先着順で受け付けます。

メールアドレス:kokei-koza@city.joetsu.lg.jp(迷惑メール防止のため@を全角にしています。メール送信時は@を半角にしてください)

申込開始日時:令和7年7月8日(火曜日)午前9時から

申し込み方法:下記事項をメールでお送りください。

  1. イベント名
  2. 氏名
  3. 電話番号
  4. 高校生以下は学年を明記してください。

ワークショップ「モダンテクニックでふしぎな絵を描こう」

モダンテクニック作品例(写真)

  • 日時:8月2日(土曜日)まる1小学生:午前10時から正午まで/まる2一般(中学生以上):午後2時から午後4時まで
  • 対象:まる1​小学生20人/まる2​一般(中学生以上)20人 
  • 講師:当館学芸員
  • 料金:500円
  • 内容:絵の具をたらしたり、吹いたりして不思議な絵を描きます。最後に作品を使って万華鏡を作ります。

ミュージアム ナイトツアー

  • 日時:8月23日(土曜日)まる1​親子:午後7時から午後7時45分まで/まる2​一般(中学生以上):午後7時15分から午後8時まで
  • 対象:まる1​小学生までの親子10組/まる2​一般(中学生以上)20人 (中学生は大人同伴)
  • 料金:無料(要入館料)
  • 内容:懐中電灯を手に暗闇の展示室や小林古径邸をめぐるツアーです。
  • 持ち物:懐中電灯、虫よけスプレー

白鳥さんの怪談寄席

三遊亭白鳥師匠(写真)

  • 日時:9月6日(土曜日)午後7時から午後8時まで
  • 出演:三遊亭白鳥師匠
  • 対象:まる1​小学生10人/まる2​一般(中学生以上)80人 
  • 料金:まる1​500円/まる2​2,000円
  • 注意:未就学児は入場できません。小・中学生は大人同伴。