大塚いちおは、イラストレーターとして広告・出版などで活躍するほか、NHK Eテレ番組「みいつけた」のキャラクターデザインなど番組全体のアートディレクションも行っています。2015年には、Jリーグ川崎フロンターレシーズンユニフォームのデザインを担当し、以来、クラブの魅力普及に協力。また、故郷への思いも強く、上越妙高駅お出迎えキャラクター「ウェルモ」やBSN新潟放送のキャラクター「ハレッタ」などを生みだし、上越市内の雁木通りの町家を活用して自家焙煎珈琲店「DIGMOG COFFEE」を開くなど意欲的に活動しています。
本展では、大塚の独特な視点から作り出され、世代を超えて愛されるキャラクターやイラストレーションのしごとを会場いっぱいにご紹介します。大塚いちおの「へんてこ」だけど「特別」な作品世界をどうぞお楽しみください。
令和6年9月14日(土曜日)11月24日(日曜日)
月曜日(祝日の場合はその翌日)
午前9時午後5時
庭園紅葉ライトアップ期間(11月14日(木曜日)11月24日(日曜日))は午後7時まで延長開館
区分 | 個人 | 団体 | 障がい者手帳をお持ちの方と 介助者1名 |
年間入館券 | 5館共通入館券 |
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一般 | 700円 | 560円 | 350円 | 1,500円 | 1,000円 |
高校生 | 350円 | 280円 | 180円 | 700円 | 500円 |
小学生・中学生 (市外) | 350円 | 280円 | 180円 | 700円 | 450円 |
(注)5館共通券など、ほかの割引との併用はできません。
以下のいずれかに該当する方の入館料が半額となります。
(注)5館共通券など、ほかの割引との併用はできません。
以下のいずれかに該当する方の引率者・付き添い・介助職員については、入館料が無料となります。
上越市出身のイラストレーター・アートディレクターの大塚いちおは、NHK Eテレ「みいつけた」の番組立ち上げから関わり、番組全体にわたるアートディレクションを担当しています。「みいつけた」の仕事以降、キャラクターデザインのほかアートディレクターとしての仕事が増えています。
故郷である新潟県内では、北陸新幹線の上越妙高駅開業に合わせて来訪客をお出迎えするイメージキャラクター「ウェルモ」、BSN新潟放送のキャラクター「ハレッタ」が誕生しました。他にも横浜銀行のキャラクター「はまペン」や、幼稚園・保育園向けの月刊保育絵本「がっけん つながるえほん」のキャラクター「イロイロイーローズ」など、大塚の手によって数々のキャラクターたちが誕生しています。
もぐら、ペンギン、パンダ、イス大塚いちおの手掛けたキャラクターはどれも愛らしいフォルムとちょっぴり「へんてこ」な魅力があり、見る人に親しみを感じさせます。ここでは、大塚がいままで手掛けてきたキャラクターの魅力に迫ります。
幼いころから絵を描くことが大好きだった大塚は、高校卒業後「イラストの仕事がしたい」とグラフィックデザインの専門学校に進学します。卒業を前に広告デザイン事務所への就職が決まりますが、「やっぱりイラストが描きたい」と入社を辞退します。卒業後はアルバイトをしながらフリーのイラストレーターとして活動を始めました。そうした中で雑誌「イラストレーション」主催の「ザ・チョイス」への入選、また29歳の時にHBギャラリーのファイルコンペティションで宇野亞喜良賞を受賞するなど、イラストレーターとして実績を積み重ねていきます。
大塚は、雑誌や新聞の挿絵、書籍の装丁のほか、音楽イベントの告知ポスターなど、さまざまな商業イラストを手掛けています。ポップな色使いで紙面を彩ったり、繊細なタッチでその場の情景を表したり、絵本の物語を柔らかな線描でかわいらしく表現したりと、大塚のイラストは仕事によって変幻自在です。ここでは幼少期から現在に至る、大塚の多彩なイラストの世界を紹介します。
展覧会に合わせ、さまざまなイベントを開催します。お気軽にご参加ください。
(注)状況により、イベントの日程・内容の変更や、開催が中止になる場合があります。
展示室をめぐりながら、大塚いちおさんに作品や制作について語っていただきます。
ハレッタが美術館にやってきます各日、入館された先着100人の方にハレッタグッズをプレゼントします。
いずれも、午前9時~午後3時の間、随時登場します。ハレッタと記念撮影するチャンスです
大塚いちお氏と縁のあるプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」の元選手・中村憲剛氏が、大塚氏とアートやスポーツに関することなど様々なトークをします。
イメージを膨らませて、描いたり、切ったり、貼り合わせたり、自由な創作を楽しむワークショップです。