ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 上越市立歴史博物館 > 企画展1 日本スキー発祥110年記念「レルヒ少佐と高田の友人たち」

企画展1 日本スキー発祥110年記念「レルヒ少佐と高田の友人たち」

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月14日更新

 本展覧会は終了しました

企画展 「日本スキー発祥110年記念 レルヒ少佐と高田の友人たち」

企画展「レルヒ少佐と高田の友人たち」ポスター(画像) 

 明治44年(1911年)1月12日、日本で初めての本格的なスキー指導が陸軍第13師団歩兵第58連隊(現在の上越市立城西中学校)で行われました。スキー指導を行ったのはオーストリア・ハンガリー帝国のテオドール・エドラー・フォン・レルヒ少佐でした。レルヒは、軍隊の視察を目的に来日し、明治44年1月5日から翌明治45年1月24日までの1年余り高田に滞在しました。

 レルヒの高田滞在はわずか1年余りでしたが、軍人はもとより一般の市民たちとも、趣味である狩猟や絵画を通じて親しく交流を深めました。レルヒのアルバムには、高田の風景とともに親交を重ねた友人たちの写真が収められています。レルヒと高田の人びととの交流は、ただ単にスキー指導を通じた「師弟」関係だけではなく、国境を越えた「友人」としての関係を育んだ深い交わりだったのです。

 令和3年(2021年)1月12日、レルヒによるスキー指導のはじまりから110年の節目を迎えました。本展では、レルヒと高田の友人たちとの交流の様子から、スキー指導にとどまらないレルヒの側面や人柄を紹介します。

 企画展「日本スキー発祥110年記念 レルヒ少佐と高田の友人たち」チラシ [PDFファイル/603KB]

会期

 令和3年7月10日(土曜日)から9月5日(日曜日)まで 

開館時間

 午前9時から午後5時

 (注)観覧券の販売は午後4時30分まで

休館日

 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日

 (注)観蓮会期間中(7月17日(土曜日)から8月22日(日曜日)まで)は無休

 (注)新型コロナウイルス感染症の状況により、臨時休館となる場合があります。 

新型コロナウイルス感染症予防対策

  1.  ご入館の際には手指の消毒をお願いします。
  2. 館内ではマスクを着用し、間隔を空けてご覧ください。
  3. 発熱など体調がすぐれない場合は来館をお控えください。

入館料

区分 個人 団体
一般 510円 410円
小学生・中学生・高校生 260円 210円
  1. 団体料金は20名以上の場合、1名についての料金です。
  2. 幼児および市内の学校に通う小学生・中学生は無料。
  3. 本料金で常設展示「越後の都」もご覧いただけます。
  4. 高田城三重櫓や市内歴史・文化施設を巡るお得な共通入館券もございます。詳細は、ご利用案内のページをご覧ください。

関連イベント「学芸員による展示解説会」

 学芸員による展示解説会を行います。

 参加費は無料で、事前申し込みは不要です。

日時

 令和3年7月17日(土曜日)、8月7日(土曜日)

 時間はいずれも午前11時から正午まで

会場

 企画展示室内

参加費

 無料(ただし、観覧料が必要です)

主な展示資料

妙高山惣滝不動前のレルヒと岡倉一雄(画像) 妙高山惣滝不動前のレルヒと岡倉一雄(岡倉天心長男)

レルヒ画賛「シーハイル 可否」(画像) レルヒ画賛「シーハイル 可否」

  • レルヒ水彩画「Fujiyama」
  • レルヒ水彩画「チロル山脈」
  • レルヒ書「都々逸 何をくよくよ」
  • レルヒ画賛「鹿図扇面」・「腕は宝なり」
  • 片桐文邦画「春日山松籟」
  • 片桐文邦画「龍図」
  • 片桐文邦宛レルヒ名刺
  • 高橋進著「スキー家に」
  • 雑誌「スキー」

 上記資料はすべて日本スキー発祥記念館所蔵