上越市には、かつて越後国の政治・経済の中心であった越後国府が置かれ、「越後の都」として栄えました。戦国時代、春日山城が築かれ、やがて福島城、高田城へと城は移っていきましたが、「越後の都」の地位もまた福島城、高田城へと引き継がれていったのです。
歴史博物館の常設展示では、この「越後の都」を中心に据え、地域の産業や文化、雪国のくらしを紹介しています。
展示中の資料リスト(令和6年10月4日から11月4日まで展示) [PDFファイル/212KB]
(注)11月4日(月曜日)の榊原展終了後、一部資料の展示替えがあります。11月4日以降、展示替え後の資料リストを掲載します。
(注)常設展示の展示替えは、およそ3か月を目安に行っております。
約420年前に上杉家が描いた上越市の地図「越後国頸城郡絵図」が壁いっぱいにお出迎えします。
中世越後国府と春日山城、福島城から高田城へと移り変わる「越後の都」を紹介します。
繁栄した高田城と城下町のようすを、模型や城下町マップ、そしてVR映像で紹介します。
江戸時代の後半130年間にわたって高田藩主を勤めた榊原家、上越市に残る藩祖榊原康政以来の文物を大型の展示ケースで紹介します。
石油産業、鉄道敷設、陸軍の誘致、日本スキーの発祥、観桜会の始まり、変わりゆく上越の姿を紹介します。
雁木通りの石畳や高田最深積雪3.77メートルを見上げながら、雪下駄職人や高田瞽女を紹介します。