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企画展 頸城油田の盛衰

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年7月15日更新

 企画展「頸城油田の盛衰」チラシ(画像) 

 古代「燃える水」として朝廷に献上された越後の石油(草生水・くそうず)は、江戸時代の終わりから明治時代にかけて地域の産業の柱へと成長を遂げていきます。江戸時代の終わりには、深さ200メートルに達する井戸を手掘りする技術が上越市の板倉区と清里区にまたがる玄藤寺油田で生まれていました。

 この玄藤寺油田は、明治時代に石油ランプが全国的に普及すると、日本を代表する油田の一つとして大きな注目を集め、明治11年(1878年)の明治天皇北陸巡幸をきっかけに政府の援助が約束され、日本で初めてとなる送油鉄管(パイプライン)が敷設されました。

 本展では、玄藤寺油田をはじめ、牧油田、名立飛山油田、郷津油田など、頸城一円へと広がった「頸城油田」について、上越市内に残る文書資料と民俗資料から紹介します。

 企画展「頸城油田の盛衰 日本一の手掘り技術」チラシ [PDFファイル/2.08MB]

会期

 令和5年7月15日(土曜日)~10月29日(日曜日)

開館時間

 午前9時から午後5時(入館券の販売は午後4時30分まで)

休館日

 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日

 (注)8月12日(土曜日)、8月14日(月曜日)、9月24日(日曜日)は開館します 

入館料

区分 個人 団体
一般 510円 410円
小学生・中学生・高校生 260円 210円
  1. 団体料金は20名以上の場合、1名についての料金です。
  2. 幼児および市内の学校に通う小学生・中学生は無料。
  3. 本料金で常設展示「越後の都」もご覧いただけます。
  4. 高田城三重櫓や市内歴史・文化施設を巡るお得な共通入館券もございます。詳細は、ご利用案内のページをご覧ください。

展示解説会

 担当学芸員による展示解説会を行います。事前申し込みは不要です。

日時

 令和5年7月29日(土曜日)、8月6日(日曜日)、8月26日(土曜日)

 時間はいずれも午前10時30分から午前11時30分まで

会場

 企画展示室内

参加費

 無料(ただし、入館料が必要です)

企画展パンフレットの刊行

企画展「頸城油田の盛衰」パンフレット表紙(画像)

  • 発行日:令和5年(2023年)7月15日
  • 大きさ:A4判
  • ページ数:24ページ
  • 内容:はじめに、第1章 ムラのくそうず、第1節 「草生水御運上場」、第2節 「坪」から「井戸」へ、第2章 玄藤寺油田の隆盛と日本初のパイプライン、第1節 日本初のパイプラインを敷設せよ、第2節 地域経済を支えた玄藤寺油田、第3章 手掘りにかける命 地下200メートルに挑む、第4章 牧・櫛池油田の勃興、第1節 石油ブーム再燃 牧・櫛池油田大噴油、第2節 石油ブーム終焉、第5章 拓かれる頸城の油田、第6章 帝国石油の頸城油・ガス田の開発、おわりに つなぐ、みらいへ、年表
  • 頒布価格:500円(送料:レターパック代370円)

 通信販売も受け付けております。詳しくは、図録ほか販売ページをご覧ください。