企画展「探検むかしのくらし」チラシ [PDFファイル/2.71MB]
私たちの身のまわりには様々な道具があります。
これらの道具は、より使いやすく、暮らしを便利にするために改良が加えられてきました。
本展覧会では、はがま、ちゃぶ台、せんたく板、ローラー式せんたく機、氷れいぞうこ、足ぶみミシン、炭火アイロンなど家事に関わる道具や、蓄音器、ダイヤル式電話、白黒テレビなど生活を豊かにした道具などを展示し、大正から昭和時代のくらしの移り変わりを振りかえります。
令和6年11月29日(金曜日)~令和7年3月9日(日曜日)
11月まで 午前9時~午後5時
12月~3月 午前10時~午後4時
(注)入館券の販売は閉館時間の30分前まで
(注)12月から3月までは開館時間が短縮となります。ご注意ください。
月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日(日曜日)~令和7年1月3日(金曜日))
区分 | 個人 | 団体 | 障害者手帳をお持ちの方と 介助者1名 |
高田城三重櫓との 共通入館券 |
5館共通入館券 |
---|---|---|---|---|---|
一般 | 510円 | 410円 | 260円 | 620円 | 1,000円 |
高校生 | 260円 | 210円 | 130円 | 320円 | 500円 |
小学生・中学生(市外) | 260円 | 210円 | 130円 | 320円 | 450円 |
(注)高田城三重櫓は1月・2月の月曜日~木曜日(祝日は開館)は休館日になりますので、ご来館の際は開館日をご確認の上お越しください。
(注)5館共通券の対象施設である坂口記念館が冬季休館(令和6年12月1日~令和7年2月13日まで)となることから、坂口記念館のみ有効期限を延長します。詳細は「5館共通入館券」(文化振興課)のページをご覧ください。
ガイドブックイメージ画像
本展覧会を校外学習でご利用される場合は、事前にご連絡ください。
学習内容に合わせたプログラムで対応いたします。
また、「道具調べカード」としてお使いいただけるワークブックをご用意しております。
小学校の見学時間は下記のとおり1日3コマ(1コマ1校のみ)とし、他校と見学時間が重ならないようにいたします。
(注)人数が多い小学校は午前中の2コマの予約も可能です。お気軽にご相談ください。
(注)12月から3月の開館時間は午前10時からですが、小学校の授業の一環で来館する場合に限り、午前9時からご入館いただけます(要事前予約)。
下記の「見学申込書」に必要事項をご記入の上、歴史博物館へFAX(025-522-7205)もしくはメールで送付してください。
見学が他校と重なった場合は、日程調整をさせていただきますのでご了承ください。
企画展「探検むかしのくらし」見学申込書 [Wordファイル/57KB]
企画展「探検むかしのくらし」見学申込書 [PDFファイル/99KB]
はがま
かまどでご飯をたくときに使った道具で、1950年代後半に電気炊飯器やガス炊飯器が広まるまで使われました。
ご飯がたきあがるまではかまどの前でつきっきりで火の調節をする必要がありました。ご飯がたきあがる時に出る、蒸気をにがさないように、厚くて重い木のふたをのせました。
足踏みミシン
洋服などをぬうための道具。今のように電動ではなく、足元の板(ペダル)を足でふんでミシンを動かしました。
戦後、家庭で洋服をつくる人が増えていき、ミシンは嫁入り道具にかかせないものとなりました。電動ミシンが広まる1950年代後半まで使われていました。
つぐら
今も昔も寒いときには、できるだけ温かいご飯を食べたいものです。
つぐらは、少しでも温かいご飯を食べるために考えられた道具で、保温にすぐれた稲わらでつくられており、ふたもついています。
つぐらの中に ご飯を入れた飯びつを入れて、保温しておきました。
電気すいはんき
1950年代後半になると、はがまにかわって電気でご飯をたく電気炊飯器が使われるようになりました。
かまどの火加減の調節をする必要がなくなったため、その便利さから大人気になりました。
おいしくご飯がたけるように、釜の材質や構造など、さまざまな工夫や改良が行われています。
ローラー式せんたくき(一そう式せんたくき)
よごれ物と水、洗剤を入れ、タイマーを回すとせんたく機の底の羽根が回転して自動で洗ってくれます。
洗い終わったら、せんたく機の横のローラーに せんたく物を通し、ハンドルを回して水気をしぼりました。1950年代後半に電気せんたく機が広まり、家事がとても楽になりました。