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企画展 探検 むかしのくらし(令和7年度開催)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年11月11日更新

チラシ画像
企画展2「探検 むかしのくらし」チラシ [PDFファイル/4.27MB]

私たちの身のまわりには様々な道具があります。
これらの道具は、より使いやすく、暮らしを便利にするために改良が加えられてきました。

本展覧会では、当館所蔵の民俗資料の中から、羽釜、ちゃぶ台、洗濯板、ローラー式洗濯機、氷冷蔵庫、足ぶみミシンなど家事に関わる道具や、蓄音機、ダイヤル式電話、ブラウン管テレビ(白黒テレビ)など生活を豊かにした道具などを展示し、昭和初期から昭和40年代頃のくらしの移り変わりを振り返ります。

会期

 令和7年11月22日(土曜日)から令和8年3月8日(日曜日)

開館時間

 11月まで 午前9時から午後5時
 12月から3月 午前10時から午後4時

 (注)入館券の販売は閉館時間の30分前まで
 (注)12月から3月までは開館時間が短縮となります。ご注意ください。

休館日

 月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、令和7年12月29日(月曜日)から令和8年1月3日(土曜日)

入館料

区分 個人 団体 障害者手帳をお持ちの方と
介助者1名
高田城三重櫓との
共通入館券
5館共通入館券
一般 510円 410円 260円 620円 1,000円
高校生 260円 210円 130円 320円 500円
小学生・中学生(市外) 260円 210円 130円 320円 450円
  1. 団体料金は20名以上の場合、1名についての料金です。
  2. 幼児および市内の学校に通う小学生・中学生は無料です。
  3. 本料金で常設展示「越後の都」と開催中の企画展をご覧いただけます。1階ラウンジと屋上展望デッキは無料でご利用いただけます。
  4. 市内5館の歴史・文化施設を巡るお得な共通入館券もございます。詳細は、ご利用案内のページをご覧ください。
  5. 障がい者手帳、ミライロID提示者は半額でご入館いただけます。
  6. 入館料の減免につきましては、ご利用案内のページをご覧ください。

(注)高田城三重櫓は1月・2月の月曜日から木曜日(祝日は開館)は休館日になりますので、ご来館の際は開館日をご確認の上お越しください。
(注)5館共通券の対象施設である坂口記念館が冬季休館(令和7年12月1日から令和8年2月12日まで)となることから、坂口記念館のみ有効期限を延長します。詳細は「5館共通入館券」 (文化振興課)のページをご覧ください。

展覧会関連イベント「ふたつの歴史博物館でむかしのくらし親子バスツアー」(要事前申込・先着順)

当館の企画展「探検 むかしのくらし」を見学後、長岡市にある新潟県立歴史博物館の常設展「雪とくらし」を学芸員の解説つきで見学する親子バスツアーです。
新潟県立歴史博物館では、雪道具体験と昔遊び体験も行います。
(注)新潟県立歴史博物館の企画展は見学しません。

(外観写真)
上越市立歴史博物館

(外観写真)
新潟県立歴史博物館

日時

12月13日(土曜日)午前10時から午後4時30分

集合場所

上越市立歴史博物館

対象

上越市内の小学校に通う児童とその保護者15組程度(最大40名)
(注)1組2名から4名程度。必ず保護者の付き添いが必要になります。

参加費

無料(新潟県立歴史博物館へは、当館からバスで移動します)
(注)昼食代が必要になります。昼食は道の駅「長岡花火館」で各自とっていただきます。

申込方法

電話申し込みのみ。11月28日(金曜日)より受付開始
申し込みの際は、代表者氏名、参加人数(小学校名、学年)、電話番号をお伝えください。
(注)先着順のため、募集人数に達した場合は受付を終了します。

内容

昔の家具や道具が並んでいる部屋の様子
​上越市立歴史博物館展示風景(イメージ写真)

昔の人が屋根の雪下ろしをしたり、雪が積もった道をソリに人を乗せて通る様子を表現したジオラマ
新潟県立歴史博物館展示風景(イメージ写真)

雪の中で使う道具
雪道具体験(イメージ写真)

けん玉、おはじきなどの昔の遊び道具
昔遊び体験(イメージ写真)

親子バスツアースケジュール

時間 内容
午前10時 上越市立歴史博物館に集合
午前10時から11時 企画展「探検 むかしのくらし」見学(解説つき)
午前11時から正午 バスで道の駅「長岡花火館」へ移動
正午から午後1時 昼食(道の駅「長岡花火館」で各自とっていただきます)
午後1時から1時25分 バスで新潟県立歴史博物館へ移動
オリエンテーション​
午後1時25分から3時25分 雪とくらし見学(解説つき)
雪道具体験、昔遊び体験
(注)2グループに分かれて、交代で見学・体験
午後3時30分から4時30分 バスで上越市立歴史博物館へ移動、解散

(注)時間はおおよその目安です。交通状況等により、時間が前後する場合があります。

小学校の校外学習利用について

令和7年度版「むかしのくらし探検ブック」表紙画像

本展覧会を校外学習でご利用される場合は、事前にご連絡ください。
学習内容に合わせたプログラムで対応いたします。
また、「道具調べカード」としてお使いいただけるワークブック「むかしのくらし探検ブック」をご用意しております。

校外学習における見学予約について

小学校の見学時間は下記のとおり1日3コマ(1コマ1校のみ)とし、他校と見学時間が重ならないようにいたします。

  1. 午前9時から午前10時15分:午前8時45分から入館可能。退館時間は厳守してください。
  2. 午前10時30分から午後11時45分:正午まで延長可能。入館時間は午後10時30分以降としてください。
  3. 午後1時以降:ご希望の見学時間をご指定いただけます。

(注)1学年2クラス(40名以上)など、人数が多い学校は午前中2コマの予約も可能です。お気軽にご相談ください。
 また、人数の関係で企画展示室(むかしのくらし展)と常設展示室(越後の都)を1クラスずつに分けて、見学をお願いすることもあります。

(注)12月から3月の開館時間は午前10時からですが、授業の一環で来館する場合に限り、午前9時からご入館いただけます(要事前予約)。

見学申込方法

「見学申込書」に必要事項をご記入の上、歴史博物館へメールもしくはFAXで送付してください。
​メールアドレス、FAX番号はホームページの下記にある「このページに関するお問い合わせ先」をご覧ください。

企画展「探検 むかしのくらし」見学申込書 [PDFファイル/79KB]
​企画展「探検 むかしのくらし」見学申込書 [Wordファイル/60KB]

主な展示資料

羽釜(上越市立歴史博物館所蔵)

展示物(写真)
かまどでご飯をたくときに使った道具で、昭和30年代頃に電気炊飯器やガス炊飯器が広まるまで使われました。
ご飯がたきあがるまでは。かまどの前でつきっきりで火の調整をする必要がありました。
ご飯がたきあがるときに出る蒸気を逃がさないように、厚くて重い木のふたをのせました。

一そう式(ローラー式)洗濯機(上越市立歴史博物館所蔵)

展示物(写真)
よごれ物と水と洗剤を入れ、タイマーを回すと洗濯機の底にある羽根が回転して自動で洗ってくれます。
洗い終わったら、洗濯機の横についているローラーにせんたく物を通し、ハンドルを回して水気をしぼりました。
昭和30年代頃に電気洗濯機が広まると、家事がとても楽になりました。

氷冷蔵庫(上越市立歴史博物館所蔵)

展示物(写真)
​氷を使って食べ物を冷やす木製の冷蔵庫。当時は裕福な家や商売をしている家しか持っていなかった、ぜいたく品。
とびらを開けると中は2段に分かれています。冷たい空気は重くて下へ流れるため、上の段に氷を、下の段に食べ物を入れました。
氷は、氷屋さんが家に来て、大きなのこぎりで氷を切って売ってくれました。

足ぶみミシン(上越市立歴史博物館所蔵)

展示物(写真)
洋服などをぬうための道具。今のように電動ではなく、足元にある板(ペダル)を足でふんでミシンを動かしました。
戦後になると、家庭で洋服をつくる人が増えていき、ミシンは嫁入り道具として欠かせないものになりました。
電動ミシンが広まる昭和30年代頃まで使われていました。