
企画展2「探検 むかしのくらし」チラシ [PDFファイル/4.27MB]
私たちの身のまわりには様々な道具があります。
これらの道具は、より使いやすく、暮らしを便利にするために改良が加えられてきました。
本展覧会では、当館所蔵の民俗資料の中から、羽釜、ちゃぶ台、洗濯板、ローラー式洗濯機、氷冷蔵庫、足ぶみミシンなど家事に関わる道具や、蓄音機、ダイヤル式電話、ブラウン管テレビ(白黒テレビ)など生活を豊かにした道具などを展示し、昭和初期から昭和40年代頃のくらしの移り変わりを振り返ります。
令和7年11月22日(土曜日)から令和8年3月8日(日曜日)
11月まで 午前9時から午後5時
12月から3月 午前10時から午後4時
(注)入館券の販売は閉館時間の30分前まで
(注)12月から3月までは開館時間が短縮となります。ご注意ください。
月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、令和7年12月29日(月曜日)から令和8年1月3日(土曜日)
| 区分 | 個人 | 団体 | 障害者手帳をお持ちの方と 介助者1名 |
高田城三重櫓との 共通入館券 |
5館共通入館券 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般 | 510円 | 410円 | 260円 | 620円 | 1,000円 |
| 高校生 | 260円 | 210円 | 130円 | 320円 | 500円 |
| 小学生・中学生(市外) | 260円 | 210円 | 130円 | 320円 | 450円 |
(注)高田城三重櫓は1月・2月の月曜日から木曜日(祝日は開館)は休館日になりますので、ご来館の際は開館日をご確認の上お越しください。
(注)5館共通券の対象施設である坂口記念館が冬季休館(令和7年12月1日から令和8年2月12日まで)となることから、坂口記念館のみ有効期限を延長します。詳細は「5館共通入館券」 (文化振興課)のページをご覧ください。
当館の企画展「探検 むかしのくらし」を見学後、長岡市にある新潟県立歴史博物館の常設展「雪とくらし」を学芸員の解説つきで見学する親子バスツアーです。
新潟県立歴史博物館では、雪道具体験と昔遊び体験も行います。
(注)新潟県立歴史博物館の企画展は見学しません。

上越市立歴史博物館

新潟県立歴史博物館
12月13日(土曜日)午前10時から午後4時30分
上越市立歴史博物館
上越市内の小学校に通う児童とその保護者15組程度(最大40名)
(注)1組2名から4名程度。必ず保護者の付き添いが必要になります。
無料(新潟県立歴史博物館へは、当館からバスで移動します)
(注)昼食代が必要になります。昼食は道の駅「長岡花火館」で各自とっていただきます。
電話申し込みのみ。11月28日(金曜日)より受付開始
申し込みの際は、代表者氏名、参加人数(小学校名、学年)、電話番号をお伝えください。
(注)先着順のため、募集人数に達した場合は受付を終了します。
上越市立歴史博物館展示風景(イメージ写真)
新潟県立歴史博物館展示風景(イメージ写真)

雪道具体験(イメージ写真)

昔遊び体験(イメージ写真)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 午前10時 | 上越市立歴史博物館に集合 |
| 午前10時から11時 | 企画展「探検 むかしのくらし」見学(解説つき) |
| 午前11時から正午 | バスで道の駅「長岡花火館」へ移動 |
| 正午から午後1時 | 昼食(道の駅「長岡花火館」で各自とっていただきます) |
| 午後1時から1時25分 | バスで新潟県立歴史博物館へ移動 オリエンテーション |
| 午後1時25分から3時25分 | 雪とくらし見学(解説つき) 雪道具体験、昔遊び体験 (注)2グループに分かれて、交代で見学・体験 |
| 午後3時30分から4時30分 | バスで上越市立歴史博物館へ移動、解散 |
(注)時間はおおよその目安です。交通状況等により、時間が前後する場合があります。

本展覧会を校外学習でご利用される場合は、事前にご連絡ください。
学習内容に合わせたプログラムで対応いたします。
また、「道具調べカード」としてお使いいただけるワークブック「むかしのくらし探検ブック」をご用意しております。
小学校の見学時間は下記のとおり1日3コマ(1コマ1校のみ)とし、他校と見学時間が重ならないようにいたします。
(注)1学年2クラス(40名以上)など、人数が多い学校は午前中2コマの予約も可能です。お気軽にご相談ください。
また、人数の関係で企画展示室(むかしのくらし展)と常設展示室(越後の都)を1クラスずつに分けて、見学をお願いすることもあります。
(注)12月から3月の開館時間は午前10時からですが、授業の一環で来館する場合に限り、午前9時からご入館いただけます(要事前予約)。
「見学申込書」に必要事項をご記入の上、歴史博物館へメールもしくはFAXで送付してください。
メールアドレス、FAX番号はホームページの下記にある「このページに関するお問い合わせ先」をご覧ください。
企画展「探検 むかしのくらし」見学申込書 [PDFファイル/79KB]
企画展「探検 むかしのくらし」見学申込書 [Wordファイル/60KB]

かまどでご飯をたくときに使った道具で、昭和30年代頃に電気炊飯器やガス炊飯器が広まるまで使われました。
ご飯がたきあがるまでは。かまどの前でつきっきりで火の調整をする必要がありました。
ご飯がたきあがるときに出る蒸気を逃がさないように、厚くて重い木のふたをのせました。
よごれ物と水と洗剤を入れ、タイマーを回すと洗濯機の底にある羽根が回転して自動で洗ってくれます。
洗い終わったら、洗濯機の横についているローラーにせんたく物を通し、ハンドルを回して水気をしぼりました。
昭和30年代頃に電気洗濯機が広まると、家事がとても楽になりました。

氷を使って食べ物を冷やす木製の冷蔵庫。当時は裕福な家や商売をしている家しか持っていなかった、ぜいたく品。
とびらを開けると中は2段に分かれています。冷たい空気は重くて下へ流れるため、上の段に氷を、下の段に食べ物を入れました。
氷は、氷屋さんが家に来て、大きなのこぎりで氷を切って売ってくれました。

洋服などをぬうための道具。今のように電動ではなく、足元にある板(ペダル)を足でふんでミシンを動かしました。
戦後になると、家庭で洋服をつくる人が増えていき、ミシンは嫁入り道具として欠かせないものになりました。
電動ミシンが広まる昭和30年代頃まで使われていました。