上越市の水稲の作付面積は、全国の市町村で第4位(出典:農林水産省令和4年度作物統計)と国内有数の米の大産地です。その面積は、11,300ヘクタールで、東京都の山手線の内側の面積の1.8倍の広さを誇ります。収穫の秋には、見渡す限り黄金色の稲穂が広がり、まさに絶景です。
三和区に広がる黄金色の稲穂
日本穀物検定協会の食味ランキングで、上越地域のコシヒカリは10年連続(平成25年産から令和4年産)で最高位の「特A」の評価を受けています。
全国的に有名な魚沼産コシヒカリと同等の美味しさを誇っています。
猛暑の夏だった令和元年産米でも「特A」の評価となり、良食味米である上越米の底力がわかります。
はさかけの様子
全国的に米の需要が年々低下する中、コシヒカリに偏重した生産から業務用米をはじめとした多用途米の生産に取り組んでいます。
一例として、実需者からのニーズが高い「つきあかり」や「みずほの輝き」の生産が拡大しているほか、米粉用米の生産も盛んです。
米粉用米は、国産初の東南アジア料理向けの米粉麺として市内で加工され、首都圏の大手タイ料理レストランで使われています。
上越産米粉麺を使ったバッタイ「タイ風焼きそば」