上越市の農業の特徴を紹介します
上越市の農業は稲作が中心ですが、近年は水田を利用した園芸作物栽培を振興しているほか、地域ブランド牛「くびき牛」の肥育も行われています。
水稲
- 全国有数の豪雪地帯で、春には雪解け水が田んぼを潤し、美味しいお米を作ります。
- 全国屈指の米の生産地で、作付け面積は全国で第4位です。
- 上越地区のコシヒカリは、日本穀物検定協会発表の「食味ランキング」で8年連続で、最上位評価の「特A」を獲得する高品質米です。
野菜
- 上越市で生産される野菜のうち、もっとも栽培面積が広いのが枝豆です。10種類以上の品種が栽培されています。
- キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーは、枝豆の後作のほか、早生品種の水稲後作にも適していることから、近年栽培を振興しています。
- その他にも、多数の種類の野菜が栽培されています。
- 上越地域で根付き、古くから栽培されてきた野菜を「上越野菜」と認定し、地場野菜のブランド化と消費拡大を図っています。
- 豪雪地帯の特徴を活かし、降雪を経て収穫された野菜や雪を利用した冷蔵庫「雪室」で保存した野菜を「雪下・雪室野菜」として売り出しています。雪を利用して保存された野菜は、糖度が増すと言われています。
果樹
- 丘陵地を利用した生食用と醸造用のブドウの栽培が盛んです。
- その他、ハウスでのイチゴ栽培、イチジクやブルーベリーが栽培されています。
畜産
- 長年の経験を持つ生産者の卓越した技術により肥育された地域ブランド牛「深雪の郷・くびき和牛、くびき牛」「越後上越・短角牛」は、市場でも高い評価を受けています。