例年、雪による事故で多くの人がけがをしています。
今冬、市内では、すでに多数の方が除雪作業中の事故で重軽傷を負っています。実際の事故の事例とその対策を紹介しますので特に注意し、事故を未然に防ぎましょう。なお、除雪作業は重労働であるため体に負担がかかります。無理をせず、体調が優れないときは作業を控えましょう。
雪による事故の発生状況はこちら をご覧ください。また、この情報をご家族や知人にも共有していただき、注意喚起をお願いします。
過去の雪による事故の発生事例
屋根等からの転落
(対策)
- ヘルメットや滑りにくい履物を着用しましょう。
- はしごを使うときは、横滑りや転倒を防ぐため必ず固定し、はしごから屋根へ移動するときは特に注意しましょう。
- 屋根からスノーダンプで雪を下ろすときは、一緒に落下しないよう無理をせず小分けにして雪を下ろしましょう。
- 作業する際は、安全帯や命綱も使用しましょう。市では、転落防止のための命綱固定金具(アンカー)等を設置する工事に要する費用の一部を補助しています。詳しくは、令和6年度屋根雪下ろし命綱固定アンカー等設置費補助金(建築住宅課)をご覧ください。
除雪作業中の転倒
(事故の状況)
- 除雪作業中に誤って転倒したもの。
- 除雪作業中にグレーチングで滑って転倒したもの。
(対策)
- 朝夕は冷え込みにより路面が滑りやすくなるので、転倒に注意しましょう。また、滑りにくい履物を着用しましょう。
- 除雪作業を始める前に、路面が凍結していないかなど、状況を確認しましょう。
除雪機事故
除雪機事故は、重傷以上の重大事故につながりやすいので特に注意が必要です。
(対策)
- 除雪機に詰まった雪を取り除くときは、必ずエンジンを止めてから、雪かき棒などを使用しましょう。
- 除雪機に巻き込まれないよう、服装を整えましょう。
- 作業中は、周りに人を近づかせないようにしましょう。
- 安全装置を無効化して使用することはやめましょう。
- 除雪機から離れるときは、必ずエンジンを止めましょう。
- 除雪機の、移動中や収納中にも気を付け、特に後進時は注意しましょう。
その他
(事故の状況)
- 屋根から落ちてきた雪が背部に当たり負傷したもの。
- 除雪中に腰痛を発症。後日、痛みが増強し、歩行不能となったもの。
- 除雪作業中に誤って池に転落したもの。
(対策)
- 朝夕は冷え込みにより路面が滑りやすくなるので、転倒に注意しましょう。また、滑りにくい履物を着用しましょう。
- 作業を始める前に、足元などに危険なものがないか確認しましょう。また、除雪作業をする際は、周囲の状況をよく確認しましょう。
疾病
(対策)
- 除雪作業は重労働であるため身体に負担がかかります。無理をせず、体調が優れないときは作業を控えましょう。
- 作業をする場合は適度に休憩をとりましょう。
注意喚起等

新潟県チラシ[PDFファイル/1.26MB]
屋根雪下ろし作業時の注意点や作業用具について、詳しくは、新潟県のホームページをご覧ください。