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上越市で巡る歴史の旅

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印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月17日更新

文化財の組写真

 上越市は、海、山、川など多種多様な地理地形とはっきりとした四季を持つ、バラエティに富んだ自然環境を有しています。
 また、歴史の教科書に載るような各時代を代表する文化財が途切れることなくそろっており、凝縮した日本の歴史を随所に見ることができます。
 こうした、地理的、歴史的な背景のもと、多くの文化財が今に残されています。

 ここでは、各時代を代表する文化財や施設などを紹介します。ぜひ上越市の奥深い歴史探訪の旅へとお出かけください。

各時代を代表する文化財・施設など

下記の文化財、施設などの位置についてはGoogleマップで確認いただけます。

原始~古代

 上越では、約3万年前から人々が暮らしたあと(遺跡)が見つかっています。
 縄文時代には、恵まれた自然環境の中で食べ物をとり、日本の各地の人々と交流するという、現代と変わらない暮らしがすでにあったと考えられます。
 弥生時代に稲作が伝わると人々は平野部に進出しました。吹上遺跡では、糸魚川産のヒスイなどを材料に勾玉や管玉を盛んにつくり、信州や東海地方などに運んでいったようです。弥生時代の終わりには濠(ほり)で囲まれた釜蓋遺跡が成立し、クニの中心となっていたと考えられます。
 また、上越には古墳も多く、平野東部の宮口古墳群や水科古墳群はこの地域を開発した人々が葬られたと考えられます。 
 奈良時代には、越後国の国府が上越に置かれ、社会の不安をはらう国分寺が建てられました。越後国府は、日本海側の交通の拠点として発展していきます。

中世

 承元元(1207)年、念仏禁止によって、越後府中に流罪になった親鸞聖人は居多ヶ浜に上陸したと伝えられています。当時の文化に影響を与えた親鸞のあしあとは、市内のあちらこちらに残っています。
 室町時代、上越は越後府中とよばれ、京都から僧侶や歌人が訪れ、詩歌の会を開くなど、日本でも指折りの文化が栄えたまちでした。
 戦国時代には、日本の東西を結ぶ「地の利」をいかし、春日山城を拠点に上杉謙信が活躍しました。

近世

江戸時代、佐渡島で採れる金銀を江戸に運ぶために北国街道が整備され、高田の城下町まちはその宿場まちとして栄えました。また、海産物や年貢米を運ぶため北前船が活躍し、直江津は有力な港町としてにぎわいました。

  • 福島城址(上越市「地域の宝」):上杉景勝の会津移封後、春日山城主となった堀氏により慶長7(1607)年に築城された越後ではじめての平城です。
  • 高田城址公園:徳川家康の六男・松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に整備された公園で、全体が県の指定史跡に指定されています。シンボルといえる三重櫓は松平光長時代の絵図をもとに復元されました。
  • 上越市立歴史博物館:「越後の都」をテーマに、安土桃山時代以降の地域の歴史を解説する常設展示を整備し、春日山城、福島城、高田城の三城の変遷やその時代背景、そしてその後の地域の発展の様子を学ぶことができます。
  • 浄興寺 本堂:親鸞聖人が常陸国で「教行信証」(きょうぎょうしんしょう)を著した寺で、移転を経て、上杉氏の招きで上越に移りました。県内の真宗建築としては最古にして最大(国重要文化財)。親鸞聖人の頂骨を祀る本廟(市指定史跡)をはじめ、数多くの文化財があります。
  • 八坂神社(外部リンク)<外部リンク>:直江津港鎮座。北前船の船頭や直江津の廻船業者、町衆等の信仰を集めた神社。境内には北前船ゆかりの文化財が点在しています。
  • 称念寺 木造一鎮倚像(上越市の文化財):称念寺は越後国府に1327年に創建され、高田城築城時に現在地に移りました。木造一鎮倚像は時宗6代の遊行上人の倚像で、たっぷりとした量感に富む南北朝時代の作です。(国重要文化財)
  • 瑞泉寺 梵鐘(上越市の文化財):高田城下が最も栄えた松平光長時代、寛文9(1669)年に鋳造され、呉服町(大町2)の町年寄の屋敷で時を知らせていました。瑞天寺には明治9(1876)年に移されました。
  • 榊神社(上越観光Navi 外部リンク)<外部リンク>:廃藩置県後、高田藩士有志らにより、藩祖榊原康政公を祭るために建立された神社。祭神の康政公所用の具足は、市有形文化財に指定されています。
  • 高橋あめ屋(高橋孫左衛門商店)(上越観光Navi 外部リンク)<外部リンク>:創業は寛永元(1624)年、日本で一番古い飴屋さんです。十返舎一九の「金の草鞋」にも繁盛ぶりが紹介されています。

近現代

 明治時代、高田城に旧陸軍第十三師団が入城したことで、高田城址観桜会や高田の朝市が始まります。また、第十三師団の長岡外史は当時のオーストリア・ハンガリー帝国から視察に来ていたレルヒ少佐にスキー指導を依頼しました。このことを契機に、上越市は日本スキー発祥の地といわれるようになりました。
 さらに、近代上越の教育のレベルはかなり高いレベルにあり、前島密や坂口謹一郎、小川未明や小林古径や高橋達太など、全国に誇れる多くの政治家、実業家、文化人などを輩出しました。

  • 前島記念館(上越観光Navi 外部リンク)<外部リンク>:「郵便の父」前島密の生誕の地に建てられた記念館です。密の遺品や郵便の歴史的資料などが展示されています。
  • 上越市小川未明文学館:日本のアンデルセンとも呼ばれる上越市出身の小説家・童話作家小川未明の業績と作品はもとより、生い立ちや、人間性などをわかりやすく紹介するとともに、近代文学の資料を収集し、研究・公開を行っています。
  • 小林古径記念美術館:小林古径に代表される上越市ゆかりの美術作家の作品を収集・展示するほか、現代につながるバラエティー豊かな美術作品を紹介していきます。敷地内には古径の要望に応じて建築家・吉田五十八が設計した小林古径邸(国登録有形文化財)と画室があります。
  • 坂口記念館:旧頸城村の大肝煎で、応用微生物学の世界的権威、「酒博士」としても知られる坂口謹一郎博士の業績紹介と酒造り唄の保存継承、酒造り道具を提示する酒杜り館です。
  • 旧師団長官舎:明治43(1910)年に、旧陸軍第十三師団第3代師団長・長岡外史中将の邸宅として南城町3丁目に建てられたもので、市内に残る数少ない明治期の和洋折衷の木造建築物です。(市指定文化財)
  • 日本スキー発祥記念館:スキーが伝わった当時の貴重な資料やレルヒ少佐の遺品、スキー用具や関係資料を展示しています。レルヒ少佐が伝えた一本杖スキー術は市指定文化財に指定されています。
  • ライオン像のある館(旧直江津銀行):明治28年(1895年)「直江津積塵(せきじん)銀行の名称で発足し、明治期の直江津の商工業を支えました。のちに高橋達太が建物を取得し大正9年(1920年)に現在地に移築しました。擬洋風建築としては市内最古

歴史を辿って学ぶおすすめコース

歴史が学べる施設を時代順に辿るコースです。(所要時間:約5時間45分)

  1. 上信越自動車道「中郷IC」
    (車で5分)
  2. 片貝縄文資料館(滞在目安:30分)
    (車で22分)
  3. 釜蓋遺跡公園・釜蓋遺跡ガイダンス(滞在目安:30分)
    (車で21分)
  4. 牧歴史民俗資料館(滞在目安30分)
    (車で27分)
  5. 上越市埋蔵文化財センター(滞在目安60分)
    (車で18分)
  6. 上越市立歴史博物館(滞在目安60分)
    (車で19分)
  7. 上信越自動車道「上越高田IC」

コースはGoogleマップ(外部リンク)<外部リンク>で確認できます。

地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>

このページに関するお問い合わせ先

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〒943-8601 新潟県上越市木田1-1-3電話:025-526-5111Fax:025-526-6111

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